初恋
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「お前がウルセェのが悪い」
『うるさくなんかないやいっ』
「まぁまぁ、落ち着けって姫」
ラビが間に入って姫の頭を撫でると途端に姫が大人しくなる
「お前ら、ホントに仲がいいさ」
『仲良くなんかないっ!!』
ラビの眼は腐ってると力一杯服にしがみついて叫んだ姫が、よく吠える小型犬と重なって微笑ましい
「で、ユウは何しに来たん?」
よしよしと姫の頭を撫でながら、不器用な仏頂面の男に視線を向ける
「姫、鍛練に付き合え」
またあたしの邪魔するのっ!?
命令形に再び姫の神経が逆撫でされる
『何であたしがアンタの鍛練に付き合わなきゃいけないのよ!?』
「言っとくが、お前に拒否権なんかねェからな」
悪魔の如く薄笑いを浮かべた神田がバラすぜと耳元で囁く
固まった姫が修練場に引き摺られて行ったのは言うまでもない
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