aftare the rainn
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「…何だよ、いきなり」
姫を見ると優しい穏やかな笑顔をしていた
『私にとってユウはこの景色みたいなものなの。私に希望と愛しさをくれる』
「改めて言わなくったってわかってんだよ」
顔を赤らめて山を下りるぞと言った神田に微笑む
差し出された手に自分の手を絡める
『村に戻ったら、暖まらなきゃね』
絡んだ手が共に冷えているのに姫が提案する
それぐらいしてから帰ってもいいだろう
「温めてやるから、覚悟しとけよ」
今度は姫が赤くなる番だった
その姿に愛しさが込み上げてくる
あれが天使が舞い降りていると言うなら、姫こそ天使だ
初めて逢った日、雨が止んで光が射したのは姫の姿だった
俺の心を溶かしたんだから、確かに姫は俺の“希望”で“天使”だ
こんな事は死んでも言ってやらねェがな
→アトガキ