aftare the rainn
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イノセンスを回収すると、途端に雨があがった
目の前に広がった光景に姫の顔が綻ぶ
『私が雨を好きなもう一つの理由がこれなの』
厚い雲の隙間から太陽の光が漏れ出る
そこには虹も出ている
『あの光が射した場所は天使が舞い降りているって言うのよ』
人がそう現すくらい神秘的な光景
『雨の後にこれを見ると止まない雨はないんだって思うの』
まるで希望を象徴するかのような光景が好き
『この戦争にも勝てる気がしてこない?』
見上げて聞いてきた姫に、自分が姫に見惚れていた事に気づく
「…勝てる気がするじゃなくて、勝つんだよ」
そっぽを向いて答えた神田に姫が静かに微笑んで下を向く
ユウはそうやって前を向いて歩く
私が敗北に立ち止まっていても、私の手を引いてくれる
私に希望をくれるの
『ユウ、大好きよ』
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