aftare the rainn
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「鬱陶しい雨だな」
降り続けるどしゃ降りの雨に神田が顔をしかめて天を仰ぐ
日照りが続いた村が山奥の女神像に雨乞いをした
その結果、何日にも渡る大雨になり、イノセンスの可能性を見出だした教団は神田と姫を派遣した
『あれが女神像ね』
3時間もかけて登った山の頂に、眼下の村を優しく見守るように女神像があった
『綺麗…』
2人のイノセンスに呼応するように女神像が輝いている
神々しい姿に見惚れている姫に神田がそっと溜め息を吐く
アクマを倒したとはいえ油断は出来ない
意外に冷たい雨に姫の体温が奪われるのも嫌だ
風邪引いて看病させられるのは俺だしな
「さっさと回収して帰るぞ」
『まだダメ!!』
手を伸ばした神田の前に姫が立ち塞がる
…俺はお前を心配してるんだがな
愛しい恋人の行動に眉間に皺が増える
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