アメとムチ
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注射すると言った瞬間、肩に担がれる
「よく言ったじゃねェか。もう逃げられねェからな」
さっきまでの甘い声はどこに消え失せたのか、いつもの調子に戻った神田にハッとする
私、のせられた!?
『い~や~、降ろしてぇ~!注射はいやぁっ!』
「ウルセェよ」
何とか逃れようと神田の背中を叩いて、足をジタバタさせる
「静かにしねェとここで犯すぞ」
凄味を効かせた声音に姫の抵抗がピタッと止まる
…神田ならやりかねない
死刑台に連行される囚人の如く大人しくなった姫に、神田が笑みを浮かべた
『先生、今日は熱があるから今度にして』
「ここまで来たら、スパッと観念しろよ…」
尚も食い下がる姫に神田が呆れ、医師は苦笑した
『神田、しがみついていい?』
もうすでに目に涙を溜めている姫に、そんなに注射が嫌いかと溜め息をつく
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