Snow White
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姫姫が息を飲みます
サラサラと綺麗な黒い髪に、射竦められそうな黒い瞳
姫姫が見とれていると男が自分のマントを破りました
「血が出てる、じっとしてろ」
擦りむいた手を取られて手当てされるだけなのに鼓動がうるさいぐらいに鳴ります
「女、名前は何て言うんだ?」
『あ、私は姫と言います』
名乗った姫姫に男が目を見開きます
「…もしかして姫姫か?」
名前を呼ばれただけで顔が赤くなるのがわかりました
「変わった姫がいると有名だからな」
そんなに知れ渡っていたのかと恥ずかしくて俯いた姫に男がフッと笑います
「明日もここに来いよ」
『あの!あなたの名前は?』
帰ろうとした男に名前を聞くと、何かを考えた後にユウと教えてくれました
『…ユウ』
いなくなった後にそっと名前を呼んだ姫姫
私、どうしたんだろう…?
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