約束
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「俺が帰ってきたら、お前が側にいるって約束しろよ」
騙されてる訳じゃない?
それは、その意味は私が思ったのと同じ意味?
『それは私が好きって事?』
「それ以外にどう聞こえるんだ、お前の耳はっ」
睨まれて体をすくませる
こんな告白聞いた事ないよ
普通、脅したりしないよっ
嬉しくて可笑しくて笑いが込み上げてくる
「笑ってんじゃねぇよっ」
だってこんな可笑しい事ってある?
告白相手を脅すなんてっ
「チッ、もういい。お前の気持ちはよくわかった」
しまった、笑いすぎた
団服を羽織って出て行こうとした神田を止める
『何にもわかってないじゃない』
人がどれだけ心配してるとか
どれだけ神田を好きなのかも全然わかってない
『勝手に自己解決しないでよね』
そう言って背伸びして神田の額に口付ける
目を見開いた神田に笑いかける
『勝手に嫌いだと解決したのはこの頭?』
「…上等だ」
微かに笑った神田がベッドに姫を押し倒す
「この体にどんだけ好きか聞いてやる」
言葉とは裏腹な優しいキスが降ってくる
甘い物が大嫌いな神田のキスは甘くて、これが神田の想いなんだと思うと涙が出てくる
「俺が帰ってきたら、一番に顔見せにこい」
それは無理な相談とは言えずに頷く
それが前線に身を置く貴方の想いなら、私はすぐに駆けて行くよ
ただコムイ室長に相談しておこう
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