約束
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黒の教団本部医療班
連絡を受けた医師が慌ただしく動き出したのを見て姫も動き出す
何かイヤな予感がするのよね
医師を手伝いながら、視線は婦長を追っている
その婦長がまっすぐに自分の所へくるのに、その予感は当たりそうだ
「姫、また迎えに行って貰えるわね」
『…ハイ』
やっぱりあの人なんだ…
ため息をついてフロアを出て行く
あの人、神田ユウは怪我をしても医療班には顔を出さない
近より難い雰囲気とその性格で、婦長以外は誰も強く出られない
唯一姫だけが何事もなく連れてこれるのだ
別にねっ、私は神田が好きだから、別にいいわよ
だけど、心配してんだからすぐに来てくれたっていいじゃないっ
膨れっ面でズンズン歩く姫の勢いに押されてか、道行く人々が前をあけていく
いたっ!!
開けた廊下の先に目的を見つけて走り出す
「何だ、またお前が迎えに来たのかよ」
余っ程ヒマなんだなと言われてムカッとくる
『ヒマな訳ないでしょぉっ!?』
こう見えてもやる事はいっぱいなのよっ!
叫んだ姫に神田はどこか楽しそうだった
「だったら叫んでないで、さっさと行くぞ」
…何で私はこんな唯我独尊男が好きなんでしょうか…
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