耳に残るは君の声
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
守られるしかないから、ただ愛されるだけの存在になりたくない
「…貴女は本当に自分の事がわかっていませんねぇ」
嘆息と共に骸が後ろから姫を抱き締める
まぁそういったところもいいんですが、ね
口元に妖艶な笑みを浮かべた骸が姫の耳元で囁く
「子供扱いした覚えはありませんが、そうおっしゃるならやめましょうか」
甘く低い声と熱い吐息を耳に感じて背筋にゾクッとしたものが走る
『…っ、ぁ…待って待って待ってぇ…っ!!』
かぷっと耳朶を甘噛みされて走った刺激に慌てて骸を止める
「クフフ…子供扱いして欲しくないと言ったのは姫ですよ」
『そうだけど…っ、そんな意味で言ったんじゃなぁーい!!』
愉しげな声音で話す骸にさっき感じた妖艶さはない
「もう少し慣れて下さるといいのですが」
『無理無理っ!!子供扱いでいいデスっ!!』
「それは残念ですね」
全然、残念そうじゃないよネ…
寧ろ嬉しそうだよネ…?
.