耳に残るは君の声
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姫は大人になっていくのに、一人称が##NAME2##では恥ずかしいと直そうとしている
が、今みたいに我を忘れるとどうしても出てしまう
幼馴染みは訂正するのを諦めたらしい
どちらでも可愛いと思いますけどね
むーとして反省している姫の頭を撫でる
『また子供扱いしてるっ!』
体を離して見上げてきた姫に苦笑が漏れる
身長差から上目遣いになってしまう姫に睨まれてもあまり迫力はない
寧ろ小動物が敵わない相手に頑張って威嚇しているみたいで可愛いらしい
「おやおや、アルコバレーノやザンザスには子供扱いされても気にしないのに僕は駄目なんですね」
『だってザンザスは年上だし、リボーンだって落ち着いてるから仕方ないかなって思うの。でも骸は…』
ふと表情を曇らせた姫が骸に背を向ける
「僕は…何ですか?」
『…対等でいたいから』
体は側にいなくても自分に危機が迫れば、助けて守ってくれる
逢いたいと想えばこうして逢いに来てくれる
自分には戦う力なんてなくて、戦う骸を見ているしか出来ない
だからこそ対等でいたい
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