convoiate
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ここだよ、ついておいで」
辿り着いたのはボンゴレの部下達が数多く通う教会だった
「おはようございます、姫さん。こちらですよ」
『草壁さん?え、どうして…』
手を引いて草壁について行く雲雀を見上げる
視線に気づいた雲雀は何も言わず、ただ優しく笑んだ
「姫さんはこちらの部屋へ、恭さんはこちらです」
「後でね。楽しみにしてるよ」
『あ、うん…?』
よくわからないまま、言われた部屋に入って言葉を失くす
「待ってたわよ、姫ちゃん」
長く滞在している時に親しくなったシスター達が笑顔で出迎えてくれた
その先には純白のウェディングドレスがあった
「あらあら、何も知らされずに来たの?」
困ったように笑うシスター達にコクンと頷く
一週間後に挙げる式は日本で、それも雲雀が和装を好む為に神前式にした
白無垢に綿帽子、色内掛けも気に入っていたが、心の隅でドレスが着たいとは思っていた
こんな嬉しいサプライズなんてない
純白のドレスが滲んでいくのに、隣の雲雀の部屋に飛び込む
.