赤ずきん--?
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骸の整った顔が近づいてくる
両手を押さえ込まれて逃げる事も出来ずに目をギュッと瞑る
何でこんな事になってるの!?
バキッ
何かが通り抜けて何かが破壊される音に恐る恐る目を開ける
「ちょっと、南国果実が何してるんだい?」
「…邪魔をしないでいただきたいですね」
『ひ、雲雀…』
横を見るとセットの壁にトンファーが深々と刺さっていた
助かったと思ったのも束の間、雲雀の纏う凄まじい怒りと殺気に状況が更に悪化した事を悟る
「勝手に僕のオモチャに触らないでくれないか」
「おや、誰が貴方のだと決めたのですか?大体、そんな防災頭巾を被って凄まれても笑いを誘うだけですよ」
「そんな恰好の君に言われたくないね」
バッと衣装を脱いでそれぞれの武器を構えるのに姫が青くなる
『二人とも落ち着いて、ね?』
睨み合う二人を止めるも効果はなかった
もう、誰か助けて
困惑する姫の耳に銃声が聞こえた
リボーンがいたと今度こそ助かったとほっとして銃声の方を見る
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