赤ずきん--?
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「姫?次、次っ!!」
真っ赤になったまま動かない姫が、ハッとしてギクシャクと劇を始める
―姫がどうやって僕を食べるのか楽しみだよ
艶を含んだ雲雀の言葉が離れない
劇の事を言ったのに、違う意味に聞こえてしまう
頭を振りながら家のセットの前に立つ
『お婆さん、赤ずきんよ。ワインと食事を持って来たの』
あれ?
ある筈の返答がないのに、首を傾げる
もしかして、お婆さんはランボで寝ちゃったのかな?
『鍵もかかってないなんて、食べてくれって言ってるようなものよね』
仕方がないとアドリブで中に入り、ベッドの前に立つ
『お婆さんは骨ばってて美味しくなさそうだけど、何日も食べてないしいただきまっきゃぁっ?!』
ナイトキャップしか見えていなかったお婆さんが、いきなり姫の手を引っ張る
バランスを崩した姫が倒れ込むとしっかりと腰を掴まれた
ランボじゃないっ?!
了平は今日、試合で参加していない
下敷きにした人間が誰かわからずに怖くなって暴れる
「クフフ…」
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