赤ずきん--?
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「あ、赤ずきん。これを森に住むババァに届けてこい」
「何で、僕が?それにいつの間に、僕に命令出来るようになったんだい?」
「やんのかよっ」
チャキとトンファーを構えた雲雀に、獄寺もダイナマイトを取り出す
一触即発の物々しい雰囲気に場がしんとする
「だ…っ、ダメだよっ!これじゃ進まないじゃないかっ!!」
「チッ、10代目が仰る通りだ。赤ずきん、森のババァに届けて…っ、下、さい…っ」
「…」
ワナワナと震えながらバスケットを差し出した獄寺を冷やかに見つめた雲雀が、何を思ったのか無言でバスケットを取って歩き出す
「こうして赤ずきんは森に入って行きました。すると、森の中で狼と出会いました」
『あ、赤ずきんちゃ…きゃぁっ』
「姫ーっ?!」
緊張気味に登場した姫が転びそうになる
それを雲雀がしっかりと抱き止めた
「…全く、姫は本当にドジだね」
『だ、だって…コレ歩き難いんだもん』
「ふぅん、悪くない狼だ」
耳元で可愛いねと言われて体温が上昇する
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