素敵な贈り物
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「何?え、お醤油…?」
ムクロウが差し出した袋の中身は今まさに必要としている醤油だった
この家の主である自分がたった数分前に気づいた事を何故、ムクロウは知っているのか
「…骸が届けろって言ったんだね」
小さな体を抱きしめて撫でてやると気持ち良さそうに目を閉じるムクロウに心が和らぐ
骸は自分を見ている
姿を見せないのは何か事情があるからだと思える
「ちょっと待っててね」
確か冷蔵庫にあった筈だとパタパタと走っていく
あ、あった
ムクロウは梟だからと鳥のささみを小さく切った物と目に入ったチョコを手に戻る
「はい、お使いありがとう。これはご主人に渡してね」
嬉しそうに食べたムクロウを撫でて、醤油が入っていた袋にチョコを入れてやる
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