この恋の終わりかた
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数日たって、また4人で修行した時に、
「イエロー。」
私は早速彼女を呼んだ。
「どうしたんですか?」
ちょこちょこと小走りで走ってくる彼女。
なんてかわいいんだろう。
イエローって、かわいくて優しくて、すごく女の子らしい。
たまに彼女が嬉し泣きしてるところを見かけると、なんでそんなに素直になれるんだろう、って思う。
きっと心がすごく澄んでるんだね。
きれいなんだよ、イエローは。
純粋で、可愛いくて、
だから、あんなに可愛く笑えるんだ。
だから、
皆に、
レッドに
好きになってもらえるんだ。
「イミテさん?」
「あ、ごめん。………ねえ、イエローってさ、好きな人いる?」
「どうしたんですか!?急に……//」
頬を赤らめるイエロー。
やっぱり可愛いな。
……レッドが好きになるのも、当然かもしれないね。
「そう言えば聞いたことないなーって思ってさ。誰にも言わないから教えて?」
ほんとはね、こんなこと聞きたくないんだよ。
これでイエローがレッドが好き、なんて言ったら、私、その事実を伝えなきゃいけないから。
レッドが、イエローのとこに行っちゃうから。
ねえ、そうなったら私、どうすればいいのかな?
そしたら、きっともう我慢しきれないよ。
この胸が、張り裂けてしまう。
「好きな人はいませんよ。」
イエローはニコッと笑ってそう言った。
「そっか!ありがとう!」
私の心も少し軽くなったみたいで、自然と笑えた。
久々に笑顔がつくれたよ。
「イエロー、好きな人いないってよ。」
すぐにレッドの元に行って結果報告をする。
ねえ、これで諦めてくれる?
お願い……。