この恋の終着点
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「俺、やっぱり」
でも、
「イミテが好きだ。」
ようやく今、
ゴールにたどり着いたの
ここまでくるのに
私はもう
ボロボロになってしまったけど
終着点には
愛しいアナタがいて
優しい笑顔があって
うまく頭が働かないけど
「わりい…。さすがにこんなに時間が経ってたらイミテも……、…!」
レッドが喋っているにもかかわらず、私は彼に思いっきり抱きついた。
心から嬉しくて
確かに、今も、
私はアナタが好きで、
大好きで―……、
涙が次から次へと溢れてくる。
もう止まらない。
ギュッとすがりつくように抱きついている私を、レッドは優しく抱き返してくれた。
温かいぬくもりが、嬉しくて。
それにもまた泣いてしまって。
まだ当分この涙は止まりそうにないっていうのに、レッドはそっと私を離した。
「なあ、イミテの気持ち、聞かせてくれないか?」
優しい彼の瞳に映った私は、泣いたせいで目は赤くなってるし、鼻の頭も赤くなってるし、ずいぶんと不格好だけど、
確かに“幸せ”そうな顔をしていて。
今までにないくらい穏やかで優しい笑みを浮かべていて。
「……、すき…!大好き…!!」
震える声で思いを伝えれば、今度はレッドが私を抱き寄せた。
きっと私は、もうアナタ以外の人なんて好きになれない。
それほど、どんどん、どんどん今まで以上にアナタに惹かれていくだろう。
そんな気がする
「…レッド、大好き……」
それを暗示するかのようにもう一度呟いた。
これからは
同じ道を歩いていたい
アナタの隣りを歩みたい
愛しい人のそばにいられることは
何よりの幸せだから
レッドは私を見る。
ああ、ずっと夢見てた
その表情に、
アナタの瞳に、
私だけが映ること
「さ、イミテも見つかったことだし、マサラに帰ろうぜ!」
長すぎた
この恋路の終着点は、
温かさで満ちあふれていました
.