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用事があるときは眠いくせに、
何もやることがないときに限って、
早く起きちまうもんなんだよなー…。
【いつもより早く目が覚めたから】
AM6:00。
今日はゆっくり休もうと思ったのに、一度起きてしまったらなかなか寝れない。
俺は仕方なく布団からでて、朝食を適当にすませた。
「さて…何すっかなー…。」
ぼんやりと修行にでも行こうかと考えていたけど、ポケモン達は皆昨日の疲れが残っているのか、まだぐっすりと寝ている。
ほんと、何すっかな…。
家にいてもどうせやることもないし、玄関の扉を開けて外にでた。
外は…少し曇っていて薄暗い。
とりあえず、当てもなく、とぼとぼと歩く。
「……あ」
無意識に歩いていたはずなのに、たどり着いたのは…あの子の家。
「まさか起きてないよな…。」
そう思いながらもドアの前に立って……
「………」
コンコンッと二回ノックした。
でも、物音はしない。
「起きてるわけないか…。」
まあこんな時間だもんな…。
最近忙しそうだし…。
「帰るか。」
くるりと回れ右して、足を進めれば、
「あれ!?レッド!?おはよう!」
見たかった、あの子の笑顔があった。
「お、おう…!」
「今日は早いね。こんなところでどうしたの?私に何か用事…?」
「いや、何もないんだけど……まあ、その……。」
俺がしどろもどろになっていると、彼女はクスッと笑った。
「ねえ、レッド!花植えるの手伝ってくれない?虫がうようよいるから、1人じゃ心ぼそくて。」
「…おう!」
曇っていた空が一気に晴れて、キラキラと日差しが差し込んだ。
いつもより早く目が覚めたから
(暇な時はいつでも来てよ!)
(なんだ…バレてたか。)
(そりゃあねえ…。でも私はレッドが来てくれて嬉しいよ?)
(……!//)