僕らの恋模様
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「ごめん。レッドがファンの女の子と話してて。」
「おい!イミテ!?」
「ふんだ。本当のことじゃない。」
「よく逃げてこられたわね。レッド。」
「私が手助けしてあげたの。あっちにグリーンがいたよって。」
「………おい。」
グリーンは不機嫌に眉間にシワを寄せる。
「だってそうでもしなきゃ逃げられなかったし。グリーンなら女の子に声かけられてもデレデレしないから平気だしね。」
「イミテ、まだ怒ってんのか?」
「怒ってないってば。」
ブルーはイミテとレッドのやりとりをニヤニヤしながら見ていた。
「私達も大変だったのよ。グリーンがわたあめ一口食べただけで気持ち悪い、とか言うし。」
「あんな甘ったるいもん食べてられるか。」
「あはは。グリーンも災難だったね。」
あ、とイミテは声をあげ、袋からたこ焼きをとりだした。
「口直しにたこ焼き食べる?さっき買ったばっかりだからあったかいよ。」
「ああ。」
そんな様子を見ていたブルーはふふ、と楽しそうに笑い、
「どうせならイミテが食べさせてあげなさいよ。せっかくのお祭りなんだし。」
ね、とウインクするブルー。
イミテはそうだね、と特に深くも考えず、たこ焼きを1つ串にさし、グリーンの口元へと持っていく。
「はい、グリーン。」
「ストップ!ストップ!」
レッドはそう言いながら、串を取り上げる。
「なに?どうしたの、レッド?」
「……。いや、なんて言うかさ…。」
レッドは難しい顔をしながら、呟いた。
「…なんかさっきのイミテの気持ち分かったような気がする。」
「…ふーん?」
イミテはよく分かっていないようで、はてなマークをうかべていた。
「うふふ。おもしろくなりそうね。」
「…うるさい女だ。」
さあ、どちらが早く自分の気持ちに気づくのか。
ブルーはそんなことを考えながら笑みを浮かべたのだった。
(あ、レッド。お誕生日おめでとう!)
(それ今言うことか?忘れてただろ。)
(忘れてないよ。ちゃんとプレゼントもちゃんと買ってあるし。)
(サンキュ…//)
(この後レッドの家でパーティーしましょ!)
(さんせーい!)
(俺んちかよ!?)
Happy Birthday to RED !!