そばにいて欲しい人
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「やべぇ……」
ゴールドがポツリと呟いた。
「ん……なにが?」
「イミテ先輩、可愛すぎッスよ!俺をさそってるんスか?」
「はっ!?どこが!?」
「言動から何もかも全てが。襲っちゃいますよ?」
ズイッとゴールドが少し近寄ってきた。
「何バカなこと言って……「こら!」
バシンとブルーが彼の頭を叩いた。
「~…っ、」
頭を抱えて声にならない言葉を発しているゴールド。
あ、かなり痛そう。
「イミテはあたしの!手をだそうなんて百年早いわよ!」
「いや、決してブルーのものでもないんだけど。」
ブルーはそんな私の言葉を無視してスッと立ち上がった。
「とにかくっ!女ならガンガン行くべきよ!さあ行きなさい、イミテ!今すぐ行きなさい!」
「……ねえゴールド?ブルーもしかして酔っ払ってる?」
「……みたいッスね。あのコップに入ってるの、たぶんお酒ッスよ。」
やっぱり!
通りで今日のブルーテンション高いはずだ!
というか何でこんなことになっちゃってんの。
ブルーにお酒すすめたの誰?
あ、まさか博士?
「ちょっと聞いてんの、そこ!」
ビジッと指をさすブルー。
んー…どうすればいいんだろ。
そんなことを考えていると、後ろからチッというしたうてが聞こえた。
「うるさい女だな。」
「あ、グリーン!」
お決まりの言葉を呟いた彼に、なんだか安心感を覚える。
ブルーはグリーンが何とかしてくれる気がするよ、うん。
「ちょっとグリーン!うるさいって何よ!こんなかよわい女の子に向かって。」
「……お前、とりあえず水飲んでこい。」
グリーンがそう言えばブルーは「はいはい。」と言って台所に向かった。
あれ?意外と聞き分けがいい。
酔っ払ってる証拠?
「グリーン先輩、レッド先輩はどこッスか?」
…そういえば、グリーンと一緒にでかけたハズのレッドがいない。
なんでいないの?
不安になるじゃん……。
「レッドは…でかけた…と思う。」
「え?」
「バトルが終わった時、カスミから電話がかかってきて、俺に先に帰っててくれって。」
えっ……何それ!?
バトル終わったらすぐ帰ってくるって言ったじゃん!
皆で年越しするって言ってたじゃん!!