ambush
夢小説お名前変換こちらから
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…さて。どうなのよ?」
「どうなの、って何がですか…?」
「聞き返さないでよ。アンタ達だって好きな人の1人や2人いるんでしょ?お返しもらったのー?」
「えー、そんな人いませんよ。」
「……//」
イエローが平然と答える中、私はブルーさんの好きな人、という言葉に思わず反応してしまった。
だんだんと顔に熱が集まってきて熱い。
「あらあら。可愛い反応するわね。」
ブルーさんがそれを見逃すはずもなく、頬杖をつきながら私を見た。
やばい…!獲物を見つけたような目、してる…!
「誰なのよ?さあ、薄情しなさい。」
「いやです、いやです!」
私も必死に対抗する。
だって、私の好きな人はブルーさんと同じクラスの、レッドさんだから。
言いづらいって言うのもあるし、もしレッドさん本人にバレたら恥ずかしい…!
「じゃあ順をおっていきましょうか。その人のどこが好きなの?」
「え、いや……//」
「さ、早く。黙秘権はないわよー。」
そう言って笑うブルーさんはずるい。
これが先輩の権限ってやつ?
しかもイエローまで「僕も聞きたいな!」とか言ってるし、言わざるを得ない空気になってるし…。
「ほら。好きなところは?」
「う…えっと、頼りになるところ…//」
「ふーん。」
またニヤニヤという笑みをうかべるブルーさん。
その笑いは止めてほしい。
「頼りになる、ねえ…。これだけじゃ見当もつかないわ。んー…、どんなふうに知り合ったの?」
「え~!?まだ続くんですか、この話し!」
「当たり前じゃない。」
ブルーさんはしれっとそう言った。
私がレッドさんを初めて見かけたのは、この学校の入学初日に部活をしている姿を見た時。
真面目に練習してて、周りの部員にも的確な指示をだしてて…、その時は素直にすごいなあ、と思った。
思わず目が離せなくなって、ぽーっとしながら見てたら、マネージャーのブルーさんに「入部希望者?」って声をかけられたんだ。
で、結局ブルーさんに誘われてマネージャーになって……。
入部してレッドさんが「よろしくな、」って笑顔で声をかけてくれた時は、本当に嬉しかったっけ。
で、部内をまとめる彼にどんどん惹かれていったんだけど……。
もともと恋バナとか苦手な私(聞くのは全然平気なんだけどね)。
こんなの恥ずかしくて言えるわけない。
バレるの絶対、嫌!
「ほーら、知り合った場所は?」
「それ言ったらバレるんで言えません…!」
「ってこてはあたしも知ってる人なのね。」
「∑…!」
しまった…!墓穴ほった!!
「よく話すの?」
「い、いえ…。」
悲しいことに私とレッドさんはそこまで特別親しいわけじゃなくて、すれ違ったら挨拶したり、ごくたまに話しをする程度。
って言ってもほとんどが部活とか勉強関係で、プライベートの話しは全くしないけどね。
「ダメねえ…。同じクラスなのに話さないの?」
「何言ってるんですか…。学年違うから同じクラスにはなれませんよ…。」
……ん?
「そう…。同い年ではないのね。」
「あー!?」
また墓穴ほった!!
ダメだ…ブルーさんと話してるとどんどんボロがでる…!
「次は…」
「私喉渇いたんで飲み物買ってきます!」
「あ、こら!」
ここは逃げるしかないっ!
私は一目散に教室から出て行った。
「どうなの、って何がですか…?」
「聞き返さないでよ。アンタ達だって好きな人の1人や2人いるんでしょ?お返しもらったのー?」
「えー、そんな人いませんよ。」
「……//」
イエローが平然と答える中、私はブルーさんの好きな人、という言葉に思わず反応してしまった。
だんだんと顔に熱が集まってきて熱い。
「あらあら。可愛い反応するわね。」
ブルーさんがそれを見逃すはずもなく、頬杖をつきながら私を見た。
やばい…!獲物を見つけたような目、してる…!
「誰なのよ?さあ、薄情しなさい。」
「いやです、いやです!」
私も必死に対抗する。
だって、私の好きな人はブルーさんと同じクラスの、レッドさんだから。
言いづらいって言うのもあるし、もしレッドさん本人にバレたら恥ずかしい…!
「じゃあ順をおっていきましょうか。その人のどこが好きなの?」
「え、いや……//」
「さ、早く。黙秘権はないわよー。」
そう言って笑うブルーさんはずるい。
これが先輩の権限ってやつ?
しかもイエローまで「僕も聞きたいな!」とか言ってるし、言わざるを得ない空気になってるし…。
「ほら。好きなところは?」
「う…えっと、頼りになるところ…//」
「ふーん。」
またニヤニヤという笑みをうかべるブルーさん。
その笑いは止めてほしい。
「頼りになる、ねえ…。これだけじゃ見当もつかないわ。んー…、どんなふうに知り合ったの?」
「え~!?まだ続くんですか、この話し!」
「当たり前じゃない。」
ブルーさんはしれっとそう言った。
私がレッドさんを初めて見かけたのは、この学校の入学初日に部活をしている姿を見た時。
真面目に練習してて、周りの部員にも的確な指示をだしてて…、その時は素直にすごいなあ、と思った。
思わず目が離せなくなって、ぽーっとしながら見てたら、マネージャーのブルーさんに「入部希望者?」って声をかけられたんだ。
で、結局ブルーさんに誘われてマネージャーになって……。
入部してレッドさんが「よろしくな、」って笑顔で声をかけてくれた時は、本当に嬉しかったっけ。
で、部内をまとめる彼にどんどん惹かれていったんだけど……。
もともと恋バナとか苦手な私(聞くのは全然平気なんだけどね)。
こんなの恥ずかしくて言えるわけない。
バレるの絶対、嫌!
「ほーら、知り合った場所は?」
「それ言ったらバレるんで言えません…!」
「ってこてはあたしも知ってる人なのね。」
「∑…!」
しまった…!墓穴ほった!!
「よく話すの?」
「い、いえ…。」
悲しいことに私とレッドさんはそこまで特別親しいわけじゃなくて、すれ違ったら挨拶したり、ごくたまに話しをする程度。
って言ってもほとんどが部活とか勉強関係で、プライベートの話しは全くしないけどね。
「ダメねえ…。同じクラスなのに話さないの?」
「何言ってるんですか…。学年違うから同じクラスにはなれませんよ…。」
……ん?
「そう…。同い年ではないのね。」
「あー!?」
また墓穴ほった!!
ダメだ…ブルーさんと話してるとどんどんボロがでる…!
「次は…」
「私喉渇いたんで飲み物買ってきます!」
「あ、こら!」
ここは逃げるしかないっ!
私は一目散に教室から出て行った。