5話.うごめく闇
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ポケモンって
人間といて幸せなの?
…その答えはきっと
トレーナーしだい
優しい心を持ったトレーナーに出会えれば
ポケモンは必ず幸せになれる
だから私は、
ポケモン達が
たった1度きりの生涯
この人に出会えてよかったと思えるような
そんなトレーナーになりたい
「ここからオツキミ山か…。」
私達の目の前にたち広がるのは、一軒のポケモンセンターと洞窟への入り口。
「よし、まずはポケモンセンターに行っとこ!」
ポケモン達を回復させて、しっかり準備しないとね。
オツキミ山をぬける人がたくさんいるためか、ポケモンセンターは混雑していた。
「うわ…いっぱい…。しょうがないか…。」
ポケモンを預け、時間まで気長に待とうと思い、ベンチに座る。
ふと、ベンチの横にあった本棚に目がいった。
そこにあった、1枚の新聞。
暇だし、何気なく手にとって読んでいると…、
「ん?」
《オツキミ山に要注意》という、大きな見出しの記事が。
オツキミ山…!?
これから行くんだけど…。
私はその記事を本格的に読み始める。
《最近、ポケモンを使って悪事をはたらく集団が目立っています。先日オツキミ山にも現れて、少年少女の2人が被害をうけたもよう。胸にRの入った黒い服をきている人を見かけたら、気をつけてください。》
「(ポケモンを使って悪事!?)」
なんなの?その集団!!
ありえない!
ポケモンを何だと思ってるんだ!
「えっと、その組織の名前は…、」
「ロケット団。」
「!?」
突然の声に驚きながらもふり返ると、優しくほほえんでいるジョーイさんがいた。
「ごめんなさい。驚かせちゃったかしら。はい、お預かりしていたポケモンは皆元気になりましたよ。」
「あ、ありがとうございます。」
私はジョーイさんの手からモンスターボールをうけとる。
「あなた、オツキミ山に行くの?」
「はい!」
「まだロケット団がうろついてるみたいだから気をつけてね。」
「あ、はい…。」
まだいるんだ、そいつら…。
なんだかテンション下がるな…。
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