18話.汚れなき白い町
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大好きな大好きな
私のふるさと
真っ白な町
そんな町を汚した人を
私は許さない
私だって
マサラのトレーナーだから
最終決戦。
いつかはくると分かってた。
でもまさか、こんな形でおとずれるなんて。
「マサキの…転送システムで、博士にあずけた…オレのポケモン!!」
レッドははっとして、カチャカチャとパソコンをいじる。
「…い…いない!!ブイ!!」
「うそ…!?さらわれちゃったの…!?」
続いて、グリーンもパソコンをいじる。
「…オレのあずけたやつらは手つかず。イミテ、お前はどうだ?」
「私は今いる6匹以外はポケモン捕まえてないから…。」
面倒みれないのに捕まえるなんて無責任なことはしたくない。
だから私はいつも持ち歩いているメンバー以外は持っていないし、捕まえようとしたこともない。
「どうやらレッド、ここが襲われた理由はおまえにあるってわけだ。」
「……。」
「グリーン!そんな言い方しないで!」
レッドはブイを助けるために一緒に連れてたっていうのに、そんな…。
「事実を言って何が悪い。フン、調子に乗って正義の味方づらしてるから、こうなるんだ。」
「!なんだと!」
ずっと我慢してたレッドだけど限界がきたみたいでグリーンに殴りかかる。
でもグリーンはいとも簡単にその拳を止めた。
「いいか、レッドよく聞けよ。ロケット団とはオレが決着をつける!おまえは手をだすな!」
「な…!?」
「オレはロケット団が、ポケモンを売り買いしようと実験しようと知ったことじゃない。」
「じ…じゃあおまえこそ手を出すなよ。」
グリーンは、空を見上げて続けた。
「ここは何もない田舎町だ。なのにオレのおじいちゃんは、ここに研究所をかまえた。なぜだかわかるか?」
「……。」
「オレとおまえが初めてあった日…。幻といわれるミュウがこの町にいた。なぜだかわかるか?」
「(え…!?)」
ミュウ、いたの!?
レッドが話してくれたことないから、そんなの知らなかった。
「無知なおまえは知らないだろうが、ここは、世界で一番ポケモンが汚されていない場所だからだ。マサラとは白!汚れなき白という意味だ!」
白…。
たしかにこの町にぴったりの色…。
「この町はオレの誇りだ。おじいちゃんをさらい、この町を汚したやつらをオレは許さない!」
「そういうことだ!」と言ってリザードンの背中に乗ると、グリーンは空に消えた。
「グリーン!」
「…私だって、この町を守りたい!」
「え、おい…イミテ!?」
「ピジョ、お願い!」
モンスターボールからピジョをだして背にまたがると、私もグリーンのあとを追った。
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