After word

「天秤に架けられて」あとがき後編(オリキャラ&その他)

2026/07/25 00:00
【オリキャラ関連】

■ オリキャラ達について

神族達の彼ら、実はモチーフみたいなものがあって、お気づきの方もいらっしゃいますかね?
そう今回のオリキャラ達は「七曜」をイメージにしています。

最初は全然そんなつもりなかったんですけど、隊長の「日番谷」の「日」から、日月火水木金土で行けんじゃね?って考えたら、テキトーに考えたキャラ達が人数とか性格が良い感じに当てはまったんですよ笑
そこで、隊長を「日」として、朔萌を「月」、焔伽を「火」、泪を「水」、楯人を「木」、釵鑼を「金」、塒宣を「土」としたオリキャラ達でした。
これも、10万文字で済まそうとしていた時点では思いついてなかった設定ですね。

ちゃんと名前もね、それぞれの部首を入れてわかりやすくなってます笑
色もそれっぽい感じにして、隊長と朔萌だけは表裏一体の存在なので同じ銀髪にしました。



■ 万燈火(まとび) 焔伽(ほのか)について

苗字なんて忘れてたでしょう?私も忘れてました笑

神族達のリーダー格と言ってもいい彼。
焔伽の声のイメージは完全に内山昂輝さんですね!笑

神の声ということで、主に自然災害をいとも簡単に操ることができる声の持ち主です。
本当は「言ったことがなんでもその通りになる」とかにでもしようかなとも思ったんですけど、それだと最強過ぎるので笑
とりあえず自然災害程度に収めて貰いました。

神族達は基本的に、焔伽も含めて「神絶対」の人達なので、隊長に対する思いとしては、やっと見つけた同族、くらいにしか思ってません。
なので、隊長の心とかはどうでも良くて、とにかくその身を神に捧げてくれさえすればそれでいい、って感じです。
「俺達の物」くらいの感覚ですね。

良い人か悪い人かと聞かれると難しいところで、神族達は基本的に「その身を犠牲にして世界を救おうとしている存在」なので、悪い人ではないと思います。
ただ、良い人かと言われるとそれも違くて、彼らの目的はあくまで「世界を救う神を創造すること」なので、世界を救うことよりも、神を創造することの方が意思が強いです。

世界はどうでもいい。神が世界を救おうとしているならそれに従う。その神を創造するために我々がいる、って感じですね。

焔伽の場合は、今まで喋れなかった分、滅茶苦茶おしゃべりだからリーダー格っぽくなってるだけで、基本的には他の神族達と変わりません。
釵鑼が現世を滅ぼそうとしてもどうでもいい。世界が救われることもどうでもいい。
ただ、神を創造することを邪魔されることだけは許さない、ってスタンスのキャラです。

そういえば、隊首会に来た時に、京楽隊長に視線を向けてから、仲間の方に視線を向けて、再び京楽隊長に視線を戻すっていう描写があったと思うんですけど、あれは、京楽隊長に視線を向けた時に、苦しそうにしている隊長が視界に入り、泪がこっそり抱えていた朔萌に視線を向けた動作でした。
この時点で彼は隊長が残りの神族だと確信しました。

彼は無事神にその身を捧げることはできましたが、一護さんによって神諸共滅ぼされてしまいました。



■ 天水(あまみず) 泪(るい)について

苗字なんて忘れてたでしょう?私もry(PART2)

一番イメージしやすい千里眼、基”神の眼”を持つ彼女。
未来を見通す眼を持っているわけですが、この能力について色々補足します。

まず、彼女も含め、神族達の力は”完全”ではありません。
前記の焔伽もそうですが、「言ったことが全てその通りになる」とか、泪の「眼で見た未来は絶対」などのチート過ぎる能力は、神にならないと完全にはなりません。

なので、彼女の”神の眼”も、未来を視ることは普通にできますが、その未来は誰かの行動によって変わることはありますし、彼女も好きな時に好きなだけ未来を視ることができるわけじゃありません。

勿論未来を視ているので、そう簡単に未来が変わることはありませんが、一護さんや浦原さんみたいに、予測不能な行動するような連中がいると、ちょっとずつちょっとずつ未来は変わっていきます。

泪も基本的には自分の力に自信を持っていましたが、一護さんに未来の世界を視せるというあの行為は、それを視せたあとの一護さんが絶望して、神族達に歯向かうことすらできなくなるという未来を視ていたからで、まさかあそこから立ち上がって、更に闘志を燃やすという自分が見た未来には無かった姿を見たことで、自分の力に自信を無くしていきました。

基本的に未来を視る力はあっても、戦う力のなかった彼女は、最後塒宣さんと共に行動していました。
それでも、浦原さんは一護さんから話を聞いた時から、「先を読まれる」という厄介さを警戒して、彼女を中心に対策を考えていました。

彼女の最期も、焔伽と同じです。



■ 枦木(はぜき) 楯人(じゅんと)について

苗字なんて忘れてたでしry(PART3)

”神の身体”を持つ巨体の彼。
楯人君はよくあるガタイの良い少しカタコト系の優しい男みたいな感じのキャラです笑

最強の盾である”神の身体”を持つ彼は、傷もつかず、毒も効かず、病にもなりませんが、精神攻撃的なところが弱点で、見事マユリ様にやられてしまったわけです。。。(あれを精神攻撃というのか微妙なところですけども)

設定や役割もそこまで大活躍したキャラではないので、色んな意味で可哀想なキャラとなってしまいましたが、ちゃんと一護さんとのバトルシーンは楯人君ありきで構成していた話ですからね!
あとほんとマユリ様に弄られまくるキャラになってしまったので、その点もごめんね!怖かっただろうに…

彼の最期もry



■ 金指(かなざし) 釵鑼(さら)について

苗字なんて忘れてたry(PART4)

割と問題児な暴れん坊、”神の爪”を持つ彼女。
この子は焔伽と同じで声のイメージがあって、植田佳奈さんですね。

神族達の良し悪しみたいな話を焔伽の時にしましたが、彼女は割と「悪」寄りです。
まぁ、後で救うからって街を壊して人殺しまくってますからね;;

美しいものが大好きで、見た目も然り、その爪もネイリストにやってもらったんかってくらい凄い手入れされています。
隊長のことも見た目が凄い好みなので、うっきうきで体の禊をやっていました。

美しいものが好きなのに、破壊衝動もあって、その残虐性は彼女の過去篇が由来ですが、虐げられてきた彼女はとにかく”力”を欲するようになっていったんですね。
自分が壊したものすらも美しいとか思ってそうですね。

なので、神族達の中で彼女が一番最強です。
最強の盾が”神の身体”なら、最強の鉾が”神の爪”です。
空間すら斬り裂く彼女の爪は、一番神になったときの能力に近い”完全”なものかもしれません。

彼女の最期もry



■ 土永(つちなが) 塒宣(しのぶ)について

苗字なんて忘れry(PART5)

”神の脚”を持つ、塒宣お爺ちゃんは、世界最速ですね。
マジで脚の速さ(物理)で移動しているお爺ちゃんです。
その速さは光すらも超える。

戦う力はないとか言ってましたけど、その脚の速さがあれば、蹴りだけで人を殺せるレベルなのではと思いつつ…
お爺ちゃんなので、戦うとなると疲れちゃうんでしょうね←

物理的な分身ができるお爺ちゃんは、割と最後の方まで出番が無く、もしかしたら読んでた人もその存在すら忘れてたかもしれませんね。
お爺ちゃんの大活躍はその分身なので、ずっと取っておいてました笑

ちなみにお爺ちゃんの杖はただのオシャレです笑

お爺ちゃんの最期もry



■ 霜月(しもつき) 朔萌(さくも)について

苗字なんてry(PART6)

隊長の傍にずっと居て、実は一番重要だった赤ん坊です。

”神の翼”っていうのが、神としては”翼”があるんですが、彼女は人間なので、焔伽達みたいに声とか眼があるわけではなく、人として考えると具体的な部位じゃないので難しかったところです。

”翼”っていうのが一体何かというと、これは割と概念的なところで、外へ飛び出していきたい、自由に空を飛び回りたい、みたいな夢の話に近いです(翼をください的な)
彼女は赤ん坊なので、具体的に「部位が欲しい」というよりも、そういう概念的な願いが強かったんですよね。

そして翼は人間にはない神の物。
故に神の大元となる器というのが”神の翼”の役割でした。
赤ん坊というのも、神を創造するというところで、最初は生まれたて=赤ん坊ということで、朔萌が神の一番のベースとなります。

”神の心臓”である隊長を求めていたのは、器という肉体の次には必ずそれを動かすための動力源である”心臓”が必要だったから。
赤ん坊だった彼女は細かいことはわかっておらず、とにかく本能的に隊長の傍に居たい、隊長の傍から離れたくない、という意思が強すぎました。

穴に落ちてからは、彼女の身体は神の器となり、朔萌自身の意思はここで消滅しています。
神の姿が女だったり、銀髪だったりしたのは、朔萌の身体がベースとなっているからです。

あともしかしたら分かりづらかったかもしれませんが、朔萌は母体の中で一度死んで、神の水晶を妊婦から間接的に吸収したことで生き返り、この世に生まれ出ることができました。




【他諸々】

■ 浦原さんについて

どうして私にとって一番厄介であるこの人の話をするかというと、実はなんですが…

この作品の一番最初に思いついたシーンが、隊長が穴に落ちた後に一護さんが「やめろぉおお!」って叫んで、爆風で飛ばされそうになったときに、浦原さんがその爆風を防いで「諦めちゃダメッスよ」って言った、あのシーンなんですよ、実は!笑

滅茶苦茶意外なんじゃないですか?私もですwww
実は一護さんカッコイイ話でありながら、浦原さんも(そのシーンだけ)カッコイイ話でもあったんですよね…

なんか思いついちゃったんですよね…
どこかにこのシーン入れたいなってシーンだけメモっておいて、無事採用されたのがこの「天秤に架けられて」でした笑

最初は「浦原さんすら諦めるの!?」かと思いきや、実はそれは敵を欺くためのもので、浦原さんはやっぱり浦原さんだったという…クソッ!この人美味しいところ持っていきやがって!



■ キャラの口調について

基本的には脳内再生でやってるのでそこまで差異はないと信じたいですが、今作一番自信がないのが「おばあちゃん」と「真咲さん」ですね…
おばあちゃんは言わずもがなですけど、真咲さんもだいぶ怪しい…
過去篇では滅茶苦茶喋ってますけど、そもそも一護さんと真咲さんの会話シーンはそうはなかったはずなので…(見落としてたらすみません)
子供一護さんと話すときの真咲さんの口調がわからんかった…
まぁ…あの…間違ってたらすみません!!



■ 一護さんの選択について
普通なら確実な方を選ぶところを、大切な者を護る為に敢えて茨の道を突き進んだ一護さんの選択について。
本編内では皆から「間違ってる」と言われ続けたその選択ですが、実際のところ、本当の「ハッピーエンド」、所謂今回のエンディングを踏まえると、一護さんの選択が一番正しい選択でした。

神族達の方法でも、勿論世界は救えました。
神の力を使って元通りの世界。嫌ならその記憶すらも消せる。
しかし、隊長だけが居なくなってしまう世界。

神族達と一護さんの方法の違いは、「”神の力”の使い方の違い」です。
神族達は神の力を使って神を創り出して世界の均衡を正そうとした。
一護さんは神の力を使って”世界崩壊の理”そのものを破壊した。
この違いとなります。

隊長は、”神の心臓”という役割と、隊長の”願い”が重なって、世界崩壊の理すらもどうにかできる力を得ました。
しかし、隊長自身はあくまで力の源なだけで、それを扱うことはできません。
一護さんは、隊長から僅かに貰った神の力を使って、神と戦うことで、その力の使い方を本能的にマスターします。
そうして神殺しすらも果たした男は、”世界崩壊の理”すらも切り裂いて、力尽くで世界を救うことができました。
隊長も一護さんも両方居ないと成り立たない奇跡の出来事です。

隊長を救い、且つ世界も救う。隊長を救い出さなければ、世界崩壊の理すらも斬ることはできなかった。
誰も失うことなく、本当の意味で世界を救った。
一護さんの選択した道は、間違ってはいなかったわけです。




あとは…なんかあったかなぁ…
思い出したらまた追記しようと思います笑

あと「ここどういうこと?」みたいな質問も受け付けておりますので、遠慮せず聞いてください!

というわけで、改めてですが、ここまで読んでいただき本当に本当にありがとうございます!!

再録本の発売は7/25現在まだ決まっていませんが、正直もう作る気は満々なので、後日談とか滅茶苦茶考えてます!笑
毎度お馴染み、後日談の方がイチヒツとしては濃厚になりますので、皆様是非ともアンケートの方、ご協力よろしくお願いいたします!!

コメント

[ ログインして送信 ]

名前
コメント内容
削除用パスワード ※空欄可