昔の約束〈灰羽リエーフ〉

私は忘れられない昔のことを思い出した。


あの日、家族と幼馴染と山登りをしていた私は迷子になっていた

「ママ〜泣どこぉ〜泣」

あたりは暗くなってきていて、だいふ歩いたから疲れ果てて足も痛い

「ひぐっ泣あしいたい泣…」

もうダメかもなんて思ってた時私の好きな声が聞こえた

「ここねちゃんみつけたぁ!!!💦」

「っ!泣り、りえ〜ふくん〜泣」

「だいじょーぶ!?」

「あしいたい泣」

「よし!せなかのって!おかぁさんたちのとこいこっ!」

「でも、りえーふくんが…」

「だいじょーぶ!!おれおっきぃしつよいから!」

「ほんと?」

「うん!だからこれからもずーーっとまもってあげる!」

「っ!泣ありがと!」

その後リエーフの背中に乗った私は疲れ果てて寝てしまっていていつのまにか家だったそれでその後ママたちにすごく怒られたもう迷子になっちゃだめ!ってあの時からリエーフが初恋相手だ。

そんなことを考えてたら、ドアが急に開いた

「心寧!」

私の大好きな人だ

「リエーフ!どうしたの?」

「この前TVで見れなかったバレーの試合のDVD借りれたから一緒にみよ!」

「うん!」

こんな幸せが続くと思ってた。
ある日事件に巻き込まれた
リエーフと買い物中のこと

「ごめん心寧!ちょっとトイレ行ってくる!」

「うん、じゃあ私はここいるね」

「うん!」

それで少し待ってた時だった

「ねぇ君、一緒に俺と遊ばない?ニヤニヤ」

ナンパされた

「え、あ、ごめんなさい、連れがいるので💦」

「いいじゃん俺と遊ぼうよニヤニヤ」

「でも💦」

「いいからっ!!」

そう言って手を引っ張ってくる

私はあまりの怖さに震えながら涙ぐむ

「り、リエーフ…助けてっ泣」

そう、つぶやいたときだった

「っ!?心寧を…離せ!💢」

「あ?」

「💢」

「い、いだだだだだだだっ!!」

リエーフが来て男の人の腕を掴んでくれた。力が強かったのか痛がってた

「お、おぼえてろよっ!!泣」

「💢……!心寧!大丈夫!?💦」

「っ!リエーフ〜泣助けてくれてありがとぉ〜泣」

「言っただろっ!昔、心寧を俺がずーーっと守るって!」

覚えてくれてたんだ…

「ありがとっ!」

「おう!」

「すごくかっこよかったっ!」

「っ!////」

「……なぁ心寧」

「?」

「最近取られそうになってるから言う」

「昔から好きでしたよかったら付き合ってください!」

「っ!もちろんっ!喜んでっ!」

昔の約束を覚えてくれててよかった!
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