好きな人に強気になってしまう私〈山口忠〉
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高校への入学式の日の前日、私は思い出したくもない日の夢をみた
休み時間に友達の○○ちゃんが、
「私、月島君のことが気になってるんだけど、彼女とかいないのかな?…どう思う、心寧ちゃん?」
と、聞いてきた。
「うーん…どうだろ」
月島君は背が高くて、クールって感じの男の子。
女子からの人気があるのは知っているけど、まともに話をしたことがない私は月島君をよく忠くんの隣にいる人っておもってた
「そっかー。忠君に聞いてみようかな」
○○ちゃんが言うように、月島君のことを聞かれる忠君をよく見かける。
本人に聞けないのに好きなの?
話せない相手のことが好きなの?
彼氏もできたことがない私にはよく分からなかった。
「あ、忠君一人になった。心寧ちゃんも付いてきて」
「え?う、うん」
そうは言うけど、ちょっとノリ気ではなかった。
だって、初恋の人がまた困る顔になるんだもん
「忠君!ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
一人になった忠君に○○ちゃんが先程の質問を投げ掛けた。
「さ、さあ。いないと思うけど」
やっぱり困った顔をして答える忠君。
「なんだー、忠君もはっきりとは知らないのね」
「う、うん力になれなくてごめんね💦」
そんなやり取りを見て少し心が痛んだ
なんで忠君が謝るの?
放課後になって、生徒たちが教室から出て行く中、私は忠君を引き留めていた。
「心寧ちゃんどうしたの?」
「えっと……」
私が言葉に詰まっていると、月島君が忠君に帰るよ、と催促してきた。
「用がないなら帰るけど…」
「あ、ある!……用事ある!」
だけど、月島君がいるところで言ってもいいものなのか。
私はチラッと月島君を見た。
すると月島君は気を遣ってくれたのか、昇降口で待ってる、と一言残してから教室を出ていった。
「……心寧ちゃん?」
「今日の休み時間に○○ちゃんから月島君のこと聞かれたよね?」
「あ、………うん」
「今日だけじゃない。この間も、その前も他の女子から……。嫌なら本人に聞いてって言えばいいのに。へらへらしてるからいいように利用されるんだよ」
「うん………そうだよね。ごめんね」
○○ちゃんの質問のとき同様、忠君はすぐ謝ってきた。
違う私はこんな顔をさせたいんじゃない。
いつもこうだ忠君に少し強くあたっちゃう
私だって○○ちゃんに月島君のことを聞かれたときに、本人に聞いたらって言ったらいいのに。
「き、気をつけるね💦じゃあまたね…」
「う、うん」
私は、この他にも
「そんななよなよしてるから舐められるんじゃない?少しは運動したら?」
「う、うん」
とか、忠くんになんか強くあたっちゃってた
ここで私は目が覚めた
「最悪…」
あの日からずっと忠君に謝りたいと思ってたでもなんか言えなくて…
言うって決めた時には高校受験で忙しかったから喋る機会がなかったし、LINE交換してる訳でもないからなかなか会えなかった
「心寧ー?起きてるなら準備しなさーい」
そう言うお母さんの声が聞こえてくる
「はーい」
私は返事をして学校へ行く準備をする。
休み時間に友達の○○ちゃんが、
「私、月島君のことが気になってるんだけど、彼女とかいないのかな?…どう思う、心寧ちゃん?」
と、聞いてきた。
「うーん…どうだろ」
月島君は背が高くて、クールって感じの男の子。
女子からの人気があるのは知っているけど、まともに話をしたことがない私は月島君をよく忠くんの隣にいる人っておもってた
「そっかー。忠君に聞いてみようかな」
○○ちゃんが言うように、月島君のことを聞かれる忠君をよく見かける。
本人に聞けないのに好きなの?
話せない相手のことが好きなの?
彼氏もできたことがない私にはよく分からなかった。
「あ、忠君一人になった。心寧ちゃんも付いてきて」
「え?う、うん」
そうは言うけど、ちょっとノリ気ではなかった。
だって、初恋の人がまた困る顔になるんだもん
「忠君!ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
一人になった忠君に○○ちゃんが先程の質問を投げ掛けた。
「さ、さあ。いないと思うけど」
やっぱり困った顔をして答える忠君。
「なんだー、忠君もはっきりとは知らないのね」
「う、うん力になれなくてごめんね💦」
そんなやり取りを見て少し心が痛んだ
なんで忠君が謝るの?
放課後になって、生徒たちが教室から出て行く中、私は忠君を引き留めていた。
「心寧ちゃんどうしたの?」
「えっと……」
私が言葉に詰まっていると、月島君が忠君に帰るよ、と催促してきた。
「用がないなら帰るけど…」
「あ、ある!……用事ある!」
だけど、月島君がいるところで言ってもいいものなのか。
私はチラッと月島君を見た。
すると月島君は気を遣ってくれたのか、昇降口で待ってる、と一言残してから教室を出ていった。
「……心寧ちゃん?」
「今日の休み時間に○○ちゃんから月島君のこと聞かれたよね?」
「あ、………うん」
「今日だけじゃない。この間も、その前も他の女子から……。嫌なら本人に聞いてって言えばいいのに。へらへらしてるからいいように利用されるんだよ」
「うん………そうだよね。ごめんね」
○○ちゃんの質問のとき同様、忠君はすぐ謝ってきた。
違う私はこんな顔をさせたいんじゃない。
いつもこうだ忠君に少し強くあたっちゃう
私だって○○ちゃんに月島君のことを聞かれたときに、本人に聞いたらって言ったらいいのに。
「き、気をつけるね💦じゃあまたね…」
「う、うん」
私は、この他にも
「そんななよなよしてるから舐められるんじゃない?少しは運動したら?」
「う、うん」
とか、忠くんになんか強くあたっちゃってた
ここで私は目が覚めた
「最悪…」
あの日からずっと忠君に謝りたいと思ってたでもなんか言えなくて…
言うって決めた時には高校受験で忙しかったから喋る機会がなかったし、LINE交換してる訳でもないからなかなか会えなかった
「心寧ー?起きてるなら準備しなさーい」
そう言うお母さんの声が聞こえてくる
「はーい」
私は返事をして学校へ行く準備をする。