贈り物
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「おばちゃーん!あや借してー!」
「ダメですー!あぁっ、お客さま、困ります!!」
「悪いな、夜には返すわ」
「はいはい、無茶しないでね」
「加代子さーん!?」
拝啓、蘭ちゃん。
あやの給料がどんどん減っています。何故って?この中坊どものせいです。こいつら頻繁に私を職場から拉致るんです。しかも、店長の奥さん、加代子さんというのですが「お友達ができて良かった」とか何とか言ってあっさり私を引き渡してしまうのです。
最初はドラケンと三ツ谷だけだった。しかも、二人は常識人だからいつもお店に来て大人しく買い物をして、大人しく帰っていくだけ。そう、本当に大人しく。
それがいつの間にやら、武道さんが来るようになって……いや、武道さんも良い。時々急に大声を上げるくらいで害はそんなにない。そんな武道さんと一緒に千冬くんが来るようになって、千冬くんに場地がセットになって、そのセットがドラケンと三ツ谷のセットと合わさって、一虎くんとぺーやんが加わって……そしてついにマイキーが加わってしまった。これが駄目。もう、本当に駄目。
「あや、聞いてる?」
「聞いてないです。私、バイト中です。帰してください」
「夜には店に返すって」
「というか軽率に借りないでよ!」
店の外で待っていたのは、ドラケンと三ツ谷、場地に一虎くん。
マイキーの体に見合わない大きさのバイクに乗せられて、ヘルメットを被らされる。最初に拉致られた時にノーヘル無免許は無理と伝えた結果、私の分だけヘルメットが用意されるようになった。どちらかというとノーヘルよりも無免許の方が比率的には無理度が高いのだけど……。
「ドラケンはマイキーと一緒になると駄目になる」
「んだそれ。どういう意味だコラ」
「いつもは常識的なのにマイキーと一緒だと常識が蒸発して消える」
「かがくはんのーってやつか!」
場地が知ってるぞ!とばかりに声を上げた。違うがまあ似たようなものだし、なんだか嬉しそうなので頷いておく。
「皆のせいで私の生活費がなくなっていく」
「えー?絶対オレらのせいじゃないじゃん」
「皆が連れ出すからバイト代少なくなる」
ぐすぐすと鼻をすすって泣くフリをするけど皆、わははと笑うだけ。ただ一人、三ツ谷だけが「今度また作り置きの惣菜持ってくよ」と言ってくれた。
「三ツ谷だけ許す」
「あや、ほら出すよ」
「あ、ちょっと待って」
泣き真似をやめて、マイキーの腰にしがみ付く。独特な排気音を立てながら、バイクがすごい勢いで走り出した。まだ真昼間の街中を群れになって走るのは本当に怖い。いつ警察に捕まるか分かったもんじゃない。
せめてもの抵抗にマイキーの背中にヘルメットのおでこをくっつけて顔を隠す。
「いてーんだけどー!」
「顔覚えられたくないのー!」
「はぁ!?」
風に負けないように大声で話す。それが聞こえたのか、並走してるドラケンが面白そうに笑った。
そうこうしているうちに大きな道路に出て、交差点を抜けて、あっという間に見慣れない景色が広がった。思わず声が上がる。
「海ー!」
「おー!海だー!!」
「うっせーぞ、ガキじゃねーんだから」
お盆もとっくに過ぎている。おそらく海水浴場であろう砂浜にはぽつぽつとパラソルが立っているくらいで、ほとんど人はいない。
バイクは速度を落としながら駐車場に滑り込み、キィッ、と音を立てて止まった。追って、ドラケン、三ツ谷が並んでバイクを停める。少し遠くを場地と一虎くんが言い争いながら走ってくるのが見えた。
「気つけてな」
「ありがとう」
バイクにまたがったままドラケンと話すマイキーの代わりに三ツ谷がバイクから降ろしてくれた。
「でも、なんで海?」
「ん?普通にマイキーが海行きたいって言ってさ。どうせならあやも誘うかって」
武道さんも誘ったけど、ヒナちゃんとエマちゃんの買い物に付き合わされるから来れなかったらしい。
「お前、タケミっちと仲良いよな」
マイキーとの話が終わったのか、ドラケンが話に混ざる。
「そう?普通だと思う」
「たまにタケミっち一人で店来てんだろ」
そういえばそうかもしれない。でもそういうときは大抵"未来"の話か蘭ちゃん達の話をしに来るだけだ。仲が良いとは少し違う気がする。
「てか場地と一虎おせーな」
「あいつらバイク停めて何してんだ?」
さっきよりは大分近づいたが、それでもまだ遠いところに二人はいた。何故か二人してバイクを降りて、まだ揉めているようだ。
「止めに行った方が良いのでは……?」
「えー、大丈夫っしょ」
「ほっとけほっとけ」
「あやも気にすんな。行くぞ」
そう促されて、きっと喧嘩が始まってしまうであろう二人からそろそろと視線を逸らした。
「うお、全然ぬるいじゃん!」
「だから言っただろーがよ」
「ちぇー……まあいいや。ほら、ケンチン!」
「うぉっ、てめーマイキー何しやがる!?」
「やーい、ケンチンびしょびしょー」
「逃げんじゃねー!!」
波打ち際でばしゃばしゃとはしゃぐトップ二人を見ながらしゃがんで砂を弄る。
「入んねーの?」
「この後バイトだもん。濡れたくない」
「そういやそうだったな」
波が届かない場所の砂はじんわりと温かい。それに手をもそっと埋めたり指でかき混ぜたりしていると、子どもの頃に戻ったみたいで少し楽しいのだ。
「……おら」
「うわ」
ぺたりと地面につけた両手の甲に大量の砂が被さる。砂を落とした張本人である三ツ谷はニッ、と笑うともう一度両手いっぱいに砂を掬って私の手にかけた。
「な、何?」
「んー……」
本当にごくたまにだけど、三ツ谷は蘭ちゃんと同じタイプの意味不明なことをすることがある……気がする。きっとこれも気まぐれで、意味なんてないんだろう。
「動ける?」
「はい?」
「手」
言われて、おそるおそる両手を動かした。山盛りになって固められた砂がひび割れて崩れる。
「やっぱ砂じゃ無理か」
「あの、三ツ谷、くん?私、何か気に障ることでもしましたでしょうか?」
「え?いや別に。どうなるかなーって思っただけ」
ルナとマナだったら動けなかったんだけどなー。なんて普通の顔で言うものだから顔が引きつった。これ、もし動けなかったらどうなってたんだろう。
頭を振って不穏な想像を打ち消す。
「水、ちょっと触るくらいなら良いんじゃね」
小さく掛け声をつけて立ち上がった三ツ谷は波打ち際に向かう。私も砂まみれの手をすすぐくらいならと後を追った。
「おーぬるい」
「まあ、時期的にな」
寄せて返す波の上澄みに触れるようにして手をすすぐ。じわりとぬるい水が可笑しくてそのままぱしゃぱしゃと撫でるように波で遊んだ。
「三ツ谷ーあやー何してんの?」
「水遊び」
「は?地味じゃね?」
「濡れたくないもん」
上から下までびしょびしょになったマイキーに、近づかないで!とジェスチャーして、水遊びを続ける。
帰りは三ツ谷のバイクに乗せてもらおうと決めた。
「あやー」
「やだ、マイキーとは遊ばない」
「なんでだよ!」
「マイキーと遊ぶとびしょびしょになるから!」
「いーじゃん!」
「やだ!!」
「あーもう喧嘩すんなって」
三ツ谷が止めに入っている間にもマイキーは水を蹴ってかけてくる。そっちがその気なら、とぐっしょり濡れて重くなった砂を掴んで投げてやった。
「つーかマイキー、ドラケンは?」
「ケンチンなら水場いってる。ベタベタなるからって」
「私も行く。手洗いたい」
「えー、じゃあオレも行く」
「マイキーはシャワーの方が良いだろ」
「頭から水被れれば何でもいいや」
三人並んで砂浜を歩く。足元に並ぶ凸凹の影が面白くて砂を蹴飛ばしながら笑った。
もうすぐ夏が終わる。あと二月もすれば、ここに来て一年が経つ。
「楽しかった?」
「……遅くなってすみません」
「いいのいいの」
結局、店に帰ったのは日がとっぷり暮れたころ。
加代子さんも店長も笑って許してくれたけど、罪悪感が半端ではない。
「あやちゃん、来た時よりもずっと顔色が良くなったから安心してるの」
「よく笑うようになったしな」
「そう、ですか?」
確かに、ここに来てからというもの毎日が不安で、蘭ちゃんのことばかり考えていたのに、最近ではそうじゃないかもしれない。もちろん、蘭ちゃんのことはいっぱい考えるけど、それと同じくらいマイキーやドラケンや、他の東卍の皆のことを考えることが増えた。
それに、時々だけどこっちの蘭ちゃん達とも会えるから安心してるんだと思う。
「あの、今日はありがとうございました。楽しかったです」
ごめんなさい、とはちょっと違う気がして、そう言う。
加代子さんと店長は顔を見合わせて笑った。
「また遊んでおいでね」
「はい」
◆◆◆あとがき◆◆◆
夏秋様
2000hits キリ番報告ありがとうございました。
tearless BABYの番外ということでしたので、わちゃわちゃする東卍とヒロインで楽しく書かせていただきました。
蛇足ではありますが、一虎と場地さんはもう帰るぞー!って時にやっと来てめちゃくちゃ文句言うと思います(笑)
どうしてもシリアスになりがちなtearless BABYですが、楽しい場面も書いていけたらと思っています。
これからも応援よろしくお願いします!
七瀬 弥生
「ダメですー!あぁっ、お客さま、困ります!!」
「悪いな、夜には返すわ」
「はいはい、無茶しないでね」
「加代子さーん!?」
拝啓、蘭ちゃん。
あやの給料がどんどん減っています。何故って?この中坊どものせいです。こいつら頻繁に私を職場から拉致るんです。しかも、店長の奥さん、加代子さんというのですが「お友達ができて良かった」とか何とか言ってあっさり私を引き渡してしまうのです。
最初はドラケンと三ツ谷だけだった。しかも、二人は常識人だからいつもお店に来て大人しく買い物をして、大人しく帰っていくだけ。そう、本当に大人しく。
それがいつの間にやら、武道さんが来るようになって……いや、武道さんも良い。時々急に大声を上げるくらいで害はそんなにない。そんな武道さんと一緒に千冬くんが来るようになって、千冬くんに場地がセットになって、そのセットがドラケンと三ツ谷のセットと合わさって、一虎くんとぺーやんが加わって……そしてついにマイキーが加わってしまった。これが駄目。もう、本当に駄目。
「あや、聞いてる?」
「聞いてないです。私、バイト中です。帰してください」
「夜には店に返すって」
「というか軽率に借りないでよ!」
店の外で待っていたのは、ドラケンと三ツ谷、場地に一虎くん。
マイキーの体に見合わない大きさのバイクに乗せられて、ヘルメットを被らされる。最初に拉致られた時にノーヘル無免許は無理と伝えた結果、私の分だけヘルメットが用意されるようになった。どちらかというとノーヘルよりも無免許の方が比率的には無理度が高いのだけど……。
「ドラケンはマイキーと一緒になると駄目になる」
「んだそれ。どういう意味だコラ」
「いつもは常識的なのにマイキーと一緒だと常識が蒸発して消える」
「かがくはんのーってやつか!」
場地が知ってるぞ!とばかりに声を上げた。違うがまあ似たようなものだし、なんだか嬉しそうなので頷いておく。
「皆のせいで私の生活費がなくなっていく」
「えー?絶対オレらのせいじゃないじゃん」
「皆が連れ出すからバイト代少なくなる」
ぐすぐすと鼻をすすって泣くフリをするけど皆、わははと笑うだけ。ただ一人、三ツ谷だけが「今度また作り置きの惣菜持ってくよ」と言ってくれた。
「三ツ谷だけ許す」
「あや、ほら出すよ」
「あ、ちょっと待って」
泣き真似をやめて、マイキーの腰にしがみ付く。独特な排気音を立てながら、バイクがすごい勢いで走り出した。まだ真昼間の街中を群れになって走るのは本当に怖い。いつ警察に捕まるか分かったもんじゃない。
せめてもの抵抗にマイキーの背中にヘルメットのおでこをくっつけて顔を隠す。
「いてーんだけどー!」
「顔覚えられたくないのー!」
「はぁ!?」
風に負けないように大声で話す。それが聞こえたのか、並走してるドラケンが面白そうに笑った。
そうこうしているうちに大きな道路に出て、交差点を抜けて、あっという間に見慣れない景色が広がった。思わず声が上がる。
「海ー!」
「おー!海だー!!」
「うっせーぞ、ガキじゃねーんだから」
お盆もとっくに過ぎている。おそらく海水浴場であろう砂浜にはぽつぽつとパラソルが立っているくらいで、ほとんど人はいない。
バイクは速度を落としながら駐車場に滑り込み、キィッ、と音を立てて止まった。追って、ドラケン、三ツ谷が並んでバイクを停める。少し遠くを場地と一虎くんが言い争いながら走ってくるのが見えた。
「気つけてな」
「ありがとう」
バイクにまたがったままドラケンと話すマイキーの代わりに三ツ谷がバイクから降ろしてくれた。
「でも、なんで海?」
「ん?普通にマイキーが海行きたいって言ってさ。どうせならあやも誘うかって」
武道さんも誘ったけど、ヒナちゃんとエマちゃんの買い物に付き合わされるから来れなかったらしい。
「お前、タケミっちと仲良いよな」
マイキーとの話が終わったのか、ドラケンが話に混ざる。
「そう?普通だと思う」
「たまにタケミっち一人で店来てんだろ」
そういえばそうかもしれない。でもそういうときは大抵"未来"の話か蘭ちゃん達の話をしに来るだけだ。仲が良いとは少し違う気がする。
「てか場地と一虎おせーな」
「あいつらバイク停めて何してんだ?」
さっきよりは大分近づいたが、それでもまだ遠いところに二人はいた。何故か二人してバイクを降りて、まだ揉めているようだ。
「止めに行った方が良いのでは……?」
「えー、大丈夫っしょ」
「ほっとけほっとけ」
「あやも気にすんな。行くぞ」
そう促されて、きっと喧嘩が始まってしまうであろう二人からそろそろと視線を逸らした。
「うお、全然ぬるいじゃん!」
「だから言っただろーがよ」
「ちぇー……まあいいや。ほら、ケンチン!」
「うぉっ、てめーマイキー何しやがる!?」
「やーい、ケンチンびしょびしょー」
「逃げんじゃねー!!」
波打ち際でばしゃばしゃとはしゃぐトップ二人を見ながらしゃがんで砂を弄る。
「入んねーの?」
「この後バイトだもん。濡れたくない」
「そういやそうだったな」
波が届かない場所の砂はじんわりと温かい。それに手をもそっと埋めたり指でかき混ぜたりしていると、子どもの頃に戻ったみたいで少し楽しいのだ。
「……おら」
「うわ」
ぺたりと地面につけた両手の甲に大量の砂が被さる。砂を落とした張本人である三ツ谷はニッ、と笑うともう一度両手いっぱいに砂を掬って私の手にかけた。
「な、何?」
「んー……」
本当にごくたまにだけど、三ツ谷は蘭ちゃんと同じタイプの意味不明なことをすることがある……気がする。きっとこれも気まぐれで、意味なんてないんだろう。
「動ける?」
「はい?」
「手」
言われて、おそるおそる両手を動かした。山盛りになって固められた砂がひび割れて崩れる。
「やっぱ砂じゃ無理か」
「あの、三ツ谷、くん?私、何か気に障ることでもしましたでしょうか?」
「え?いや別に。どうなるかなーって思っただけ」
ルナとマナだったら動けなかったんだけどなー。なんて普通の顔で言うものだから顔が引きつった。これ、もし動けなかったらどうなってたんだろう。
頭を振って不穏な想像を打ち消す。
「水、ちょっと触るくらいなら良いんじゃね」
小さく掛け声をつけて立ち上がった三ツ谷は波打ち際に向かう。私も砂まみれの手をすすぐくらいならと後を追った。
「おーぬるい」
「まあ、時期的にな」
寄せて返す波の上澄みに触れるようにして手をすすぐ。じわりとぬるい水が可笑しくてそのままぱしゃぱしゃと撫でるように波で遊んだ。
「三ツ谷ーあやー何してんの?」
「水遊び」
「は?地味じゃね?」
「濡れたくないもん」
上から下までびしょびしょになったマイキーに、近づかないで!とジェスチャーして、水遊びを続ける。
帰りは三ツ谷のバイクに乗せてもらおうと決めた。
「あやー」
「やだ、マイキーとは遊ばない」
「なんでだよ!」
「マイキーと遊ぶとびしょびしょになるから!」
「いーじゃん!」
「やだ!!」
「あーもう喧嘩すんなって」
三ツ谷が止めに入っている間にもマイキーは水を蹴ってかけてくる。そっちがその気なら、とぐっしょり濡れて重くなった砂を掴んで投げてやった。
「つーかマイキー、ドラケンは?」
「ケンチンなら水場いってる。ベタベタなるからって」
「私も行く。手洗いたい」
「えー、じゃあオレも行く」
「マイキーはシャワーの方が良いだろ」
「頭から水被れれば何でもいいや」
三人並んで砂浜を歩く。足元に並ぶ凸凹の影が面白くて砂を蹴飛ばしながら笑った。
もうすぐ夏が終わる。あと二月もすれば、ここに来て一年が経つ。
「楽しかった?」
「……遅くなってすみません」
「いいのいいの」
結局、店に帰ったのは日がとっぷり暮れたころ。
加代子さんも店長も笑って許してくれたけど、罪悪感が半端ではない。
「あやちゃん、来た時よりもずっと顔色が良くなったから安心してるの」
「よく笑うようになったしな」
「そう、ですか?」
確かに、ここに来てからというもの毎日が不安で、蘭ちゃんのことばかり考えていたのに、最近ではそうじゃないかもしれない。もちろん、蘭ちゃんのことはいっぱい考えるけど、それと同じくらいマイキーやドラケンや、他の東卍の皆のことを考えることが増えた。
それに、時々だけどこっちの蘭ちゃん達とも会えるから安心してるんだと思う。
「あの、今日はありがとうございました。楽しかったです」
ごめんなさい、とはちょっと違う気がして、そう言う。
加代子さんと店長は顔を見合わせて笑った。
「また遊んでおいでね」
「はい」
◆◆◆あとがき◆◆◆
夏秋様
2000hits キリ番報告ありがとうございました。
tearless BABYの番外ということでしたので、わちゃわちゃする東卍とヒロインで楽しく書かせていただきました。
蛇足ではありますが、一虎と場地さんはもう帰るぞー!って時にやっと来てめちゃくちゃ文句言うと思います(笑)
どうしてもシリアスになりがちなtearless BABYですが、楽しい場面も書いていけたらと思っています。
これからも応援よろしくお願いします!
七瀬 弥生
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