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「今回は何処の施設に潜りたいの？」

ク「あぁ、●番街の兵器開発研究所だ」


テーブルの真ん中に置いたミッドガル上面図の目的地をクラウドが指で示した。


Ｊ「目的は？」

ク「研究所のメインコンピュータで管理されてる情報が欲しい」

「それじゃ私の出番かな」

Ｊ「そうだな、後は足止めできる要員だが今回はオレがサポートする」

ク「頼もしいな」

マ「そしたら店は定休日ね」


マスターの頷きにクラウドが顔を上げる。


ク「いつ実行できる？」

「早くて明日の夜かな」

マ「そうね、そしたら＊＊とジャックは中番をお願いね」

「「了解」」

「ちゃんと守ってね、クラウド」

ク「お前こそ失敗するなよ」

「誰に言ってんの？」

ク「…そうだな。それじゃ、また明日来る」


そう言ってクラウドはスタッフルームから裏路地へと繋がるドアから出て行った。


マ「２人とも、お疲れ様。このまま上がってちょうだい」

「はーい。ねぇねぇ、ジャック。この前ゲットした銃は持っていくの？」

Ｊ「アレは、まだ調整中だ」

「そっかー」

Ｊ「お前ちゃんと寝とけよ、作戦の要なんだからな」

「分かってますー」


２人のやり取りを見てマスターがクスッと笑う。


「お先に失礼します、マスター！」

Ｊ「ます」

マ「お疲れ様」


２人はスタッフルームを出ると従業員通路を進んで、突き当たりのエレベーターに乗り込んだ。




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