優しいせかい
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電車を乗り継いで着いた墓地は久しぶりで、五条と来た以来だ
2つの墓石を掃除して御供えをして手を合わせる
今日は、報告をしに来たんだ
『……俺、好きな人が、出来たよ』
両親や師匠ともちょっと違う、大切
掛け替えのない大切な人
『もう、大丈夫』
大切な人達は居なくなったりしない
もう怖くない
もう、独りじゃないから
『また来るね』
両親と師匠が眠る墓石に微笑んで高専へ帰る
また明日からいつもの日常が始まる
休んでた分、頑張らないとな鈍ってるだろうし
寮に帰ると
「あ」
五条と鉢合わせ思わず回れ右
「おいコラ人の顔見て逃げんじゃねーよ!」
『逃げてないし』
「逃げてんだろ」
『逃げてない』
「じゃあ止まれよ」
どうせ遅かれ早かれ捕まるかと立ち止まると目前にアイツが立つ
「急に逃げんなよ、流石に何かしたかって思うだろ」
『、それは、ごめん』
関係が変わってからそんなに経ってなくて、なんていうか会いづらいというか恥ずかしいというか色んな感情がごちゃごちゃして逃げたくなる
五条もなんかソワソワしてるし
「…どっか、行ってたのか?」
『墓参り行ってただけ、前行ってから結構経ってたから』
「なんだよ、墓参りなら俺にも声掛けろよ」
『え、なんで』
「なんでって、挨拶に決まってんだろ
息子さんを俺にくださいってヤツ」
『っ?!』
な、なに言ってだコイツ!?挨拶って、いやいやいやホントなに言ってんの??
『ば、ばっかじゃないの』
「照れんなって」
『照れてないから!』
「ま、挨拶はいつでも出来るか」
『っ〜〜〜〜もう、これでも食ってろ!』
「うおっ何だコレってあっおいっ!
って逃げやがったし…」
紙袋を押し付け部屋まで走って鍵を閉めた
そのままベッドにダイブして
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』
心のごちゃごちゃを表すようにジタバタする
ホントなんなのアイツ、意味分かんない!
なんで俺はよりによって…!!
また意味不明な奇声を枕に向って叫びながらベッドに転がっていた。
おまけ
巫月と別れた後の五条は談話室で
「んー、うま…」
巫月から押し付けられたおはぎを幸せそうに食べているのを目撃されたとかなんとか…。
2つの墓石を掃除して御供えをして手を合わせる
今日は、報告をしに来たんだ
『……俺、好きな人が、出来たよ』
両親や師匠ともちょっと違う、大切
掛け替えのない大切な人
『もう、大丈夫』
大切な人達は居なくなったりしない
もう怖くない
もう、独りじゃないから
『また来るね』
両親と師匠が眠る墓石に微笑んで高専へ帰る
また明日からいつもの日常が始まる
休んでた分、頑張らないとな鈍ってるだろうし
寮に帰ると
「あ」
五条と鉢合わせ思わず回れ右
「おいコラ人の顔見て逃げんじゃねーよ!」
『逃げてないし』
「逃げてんだろ」
『逃げてない』
「じゃあ止まれよ」
どうせ遅かれ早かれ捕まるかと立ち止まると目前にアイツが立つ
「急に逃げんなよ、流石に何かしたかって思うだろ」
『、それは、ごめん』
関係が変わってからそんなに経ってなくて、なんていうか会いづらいというか恥ずかしいというか色んな感情がごちゃごちゃして逃げたくなる
五条もなんかソワソワしてるし
「…どっか、行ってたのか?」
『墓参り行ってただけ、前行ってから結構経ってたから』
「なんだよ、墓参りなら俺にも声掛けろよ」
『え、なんで』
「なんでって、挨拶に決まってんだろ
息子さんを俺にくださいってヤツ」
『っ?!』
な、なに言ってだコイツ!?挨拶って、いやいやいやホントなに言ってんの??
『ば、ばっかじゃないの』
「照れんなって」
『照れてないから!』
「ま、挨拶はいつでも出来るか」
『っ〜〜〜〜もう、これでも食ってろ!』
「うおっ何だコレってあっおいっ!
って逃げやがったし…」
紙袋を押し付け部屋まで走って鍵を閉めた
そのままベッドにダイブして
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』
心のごちゃごちゃを表すようにジタバタする
ホントなんなのアイツ、意味分かんない!
なんで俺はよりによって…!!
また意味不明な奇声を枕に向って叫びながらベッドに転がっていた。
おまけ
巫月と別れた後の五条は談話室で
「んー、うま…」
巫月から押し付けられたおはぎを幸せそうに食べているのを目撃されたとかなんとか…。
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