優しいせかい
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しん、と静まり返る教室
俺は目を瞬かせる
「私なら一般家庭だし、家柄とか気にしないけど?」
『それ、は…』
「それも踏まえて私と付き合って欲しいって言ったら、どうする?」
どうするって…どうするって言われても
俺は…
『っ、ごめん、俺──』
ガラッと勢いよく扉が開く音がして見遣ると2日ぶりの五条がそこに居て
『ご、じょ…っ!』
ズカズカと大股で近付いて来たかと思ったら強く腕を引かれ五条に抱き締められていた
「俺に、しろよ
俺なら何があってもお前守るし、家の連中にも口出しさせねぇからだから、俺にしろ」
『っ、ま、って、いつから、聞いて』
「結構前、お前が女の方が良いって言ってた辺りから」
『っ最初から!』
逃げようと藻掻いても力の差が有り過ぎてびくともしない
こんな、ことって
「俺はお前が何て言おうと逃がす気はねぇからな」
『そんな事、言ったって』
「そもそも、俺に好かれた時点でお前の逃げ場なんてねぇんだよ
それに、」
──惚れてんだろ、俺に。
『っ、な…』
「だったらそれで良いだろ別に」
『っ〜〜〜人の、気も、知らないで!』
「はぁ?俺だって散々我慢したっつの
挙げ句の果てに傑にまで告られやがって」
『っ、お前だって女の子とっかえひっかえだったクセに!』
「っ?!あれ、は、仕方ねぇだろ!男好きになったのは、お前が初めてなんだから気の迷いとか思うだろ!」
『いつか刺されても知らないから!』
「ハン!無限があるから大丈夫ですぅ〜」
『…………』
「…………」
なんだろう、こんな会話してたからかな段々バカらしくなってきた
真面目に考えてた俺がバカみたい
「…本当に、好きなんだよ、お前の事」
『…うん』
「雨が降ったって、俺は死なねぇから」
『っ…うん…』
「お前の側にずっと居る、これから先もずっと居る
だからさクロ」
俯いてる俺の頬に温かい体温が触れる
怖いくらい優しい手が目尻を撫ぜた
「俺と、付き合ってください」
俺は目を瞬かせる
「私なら一般家庭だし、家柄とか気にしないけど?」
『それ、は…』
「それも踏まえて私と付き合って欲しいって言ったら、どうする?」
どうするって…どうするって言われても
俺は…
『っ、ごめん、俺──』
ガラッと勢いよく扉が開く音がして見遣ると2日ぶりの五条がそこに居て
『ご、じょ…っ!』
ズカズカと大股で近付いて来たかと思ったら強く腕を引かれ五条に抱き締められていた
「俺に、しろよ
俺なら何があってもお前守るし、家の連中にも口出しさせねぇからだから、俺にしろ」
『っ、ま、って、いつから、聞いて』
「結構前、お前が女の方が良いって言ってた辺りから」
『っ最初から!』
逃げようと藻掻いても力の差が有り過ぎてびくともしない
こんな、ことって
「俺はお前が何て言おうと逃がす気はねぇからな」
『そんな事、言ったって』
「そもそも、俺に好かれた時点でお前の逃げ場なんてねぇんだよ
それに、」
──惚れてんだろ、俺に。
『っ、な…』
「だったらそれで良いだろ別に」
『っ〜〜〜人の、気も、知らないで!』
「はぁ?俺だって散々我慢したっつの
挙げ句の果てに傑にまで告られやがって」
『っ、お前だって女の子とっかえひっかえだったクセに!』
「っ?!あれ、は、仕方ねぇだろ!男好きになったのは、お前が初めてなんだから気の迷いとか思うだろ!」
『いつか刺されても知らないから!』
「ハン!無限があるから大丈夫ですぅ〜」
『…………』
「…………」
なんだろう、こんな会話してたからかな段々バカらしくなってきた
真面目に考えてた俺がバカみたい
「…本当に、好きなんだよ、お前の事」
『…うん』
「雨が降ったって、俺は死なねぇから」
『っ…うん…』
「お前の側にずっと居る、これから先もずっと居る
だからさクロ」
俯いてる俺の頬に温かい体温が触れる
怖いくらい優しい手が目尻を撫ぜた
「俺と、付き合ってください」