優しいせかい
夢小説設定
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『どう、って…』
「好きか嫌いか、苦手かそうじゃないか
どれに当て嵌る?」
『え、と…』
急な質問に目が泳ぐ
五条、のことをどう思ってるかなんて…
『嫌いでは、ない…』
「じゃあ好き?」
『すっ…!?す、き、かはまだわかんない…』
「そっか」
『え?夏油は、知ってるの?』
「なんと無く、ね」
アイツわかりやすいから、と笑っているであろう夏油に首を傾げる
全然わかんないんだけど、好かれるどころか寧ろ嫌いな方だと思ってたし…そっか、夏油わかってたんだ
「ということは告白された?」
『う"っ』
「これでも結構アイツなりにアピールしてたんだけどね
クロは鈍感だから」
『鈍感…えぇ…そりゃよく一緒に居てくれるなとか、距離近いなとか思った事あるけど…』
師匠との件が過ぎた辺りから五条と居る事多くなった気がする、もしかしてそんな前から…?
『…ずっと、五条の事待たせてたんだね俺』
「そうだね、アイツも自覚してから認めるまで時間掛かったから」
『そうなの?』
「あぁ。だから、クロも時間を掛けて悟の事考えてやると良い」
『、うん』
考える、五条の事を、自分がアイツの事をどう思ってるのか
夏油が言うように時間を掛けて考えよう、答えが出るまでどれくらい掛かるかわかんないけど
そう思ってる俺に「あぁでも、」と夏油が意味ありげに呟く
「あまり時間を掛けるとアイツ何するかわかんないよ?」
『全然時間無いじゃん』
「あはは、まあ頑張って」
『他人事…!』
夏油の朗らかな声を聞きながら暗闇で五条を想う
好きになるって事は、大切な存在になるって事、だよな…?
大切だった人達の事が思い浮かんできゅ、と唇を結んで掌を握り締めた。
「好きか嫌いか、苦手かそうじゃないか
どれに当て嵌る?」
『え、と…』
急な質問に目が泳ぐ
五条、のことをどう思ってるかなんて…
『嫌いでは、ない…』
「じゃあ好き?」
『すっ…!?す、き、かはまだわかんない…』
「そっか」
『え?夏油は、知ってるの?』
「なんと無く、ね」
アイツわかりやすいから、と笑っているであろう夏油に首を傾げる
全然わかんないんだけど、好かれるどころか寧ろ嫌いな方だと思ってたし…そっか、夏油わかってたんだ
「ということは告白された?」
『う"っ』
「これでも結構アイツなりにアピールしてたんだけどね
クロは鈍感だから」
『鈍感…えぇ…そりゃよく一緒に居てくれるなとか、距離近いなとか思った事あるけど…』
師匠との件が過ぎた辺りから五条と居る事多くなった気がする、もしかしてそんな前から…?
『…ずっと、五条の事待たせてたんだね俺』
「そうだね、アイツも自覚してから認めるまで時間掛かったから」
『そうなの?』
「あぁ。だから、クロも時間を掛けて悟の事考えてやると良い」
『、うん』
考える、五条の事を、自分がアイツの事をどう思ってるのか
夏油が言うように時間を掛けて考えよう、答えが出るまでどれくらい掛かるかわかんないけど
そう思ってる俺に「あぁでも、」と夏油が意味ありげに呟く
「あまり時間を掛けるとアイツ何するかわかんないよ?」
『全然時間無いじゃん』
「あはは、まあ頑張って」
『他人事…!』
夏油の朗らかな声を聞きながら暗闇で五条を想う
好きになるって事は、大切な存在になるって事、だよな…?
大切だった人達の事が思い浮かんできゅ、と唇を結んで掌を握り締めた。