優しいせかい
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五条に手を引かれなんとか人混みを歩く
本当に人の数凄いな…満員電車とかこんな感じなのかな
ふと、はぐれないようにと繋いでくれた手を見つめる
今はこんな格好してるけど、結局は男同士で手繋いでる訳で
『五条はさ、』
「んあ?」
『こういうの、気にしないの?』
示すように手を少し揺らす
だってちらちら五条を見る周りの視線とか感じるし
「、嫌ならしねぇっつの
何?お前は気にしてんの?」
『気にするっていうか
やっぱ場違いというか、お前に手繋いで貰ってるのが少なからず申し訳無いとは思ってる』
「めっちゃ気にしてんじゃんウケる」
『お前な、いてっ』
立ち止まった五条が振り返ってぴんっと俺の額にデコピンをした
地味に痛いんだけど
「そんなモン気にしてる暇があったら屋台でも見てろ
花火始まったら屋台なんて見てらんねぇからな」
『…うん』
また歩き出した五条に付いていきながら言われた通り屋台に目を向ける
金魚すくい、射的屋、アクセサリーを売ってる店や焼きそば、たこ焼きなどの屋台が並ぶ
「そこの美男美女カップルさん!
ウチのアクセサリー見てっておくれよ!
彼女さんに贈り物でもどうだい!」
『ぇ、と…』
「…ま、行ってみるか」
『えっあっちょっと!』
客引きに戸惑っていると五条はその屋台に足を向けて当然手を繋いだままの俺も行く事に
屋台には指輪や簪などの様々なアクセサリーが並んで綺麗な装飾がキラキラと輝いている
「お姉さん髪綺麗だからこういう髪飾りとかどうだい?よく似合うと思うよ」
そんな事言われてもなぁと髪飾りを眺めているとその内の一つを五条が手に取って店主に渡す
あっという間に支払いを済ませた五条に慌てる俺を尻目に髪飾りを付けられる
「ま、いいんじゃねーの
俺が選んでやったんだから当たり前だけど」
『そういう問題…?』
「別のが良かった?」
『、ううん、その、ありがと』
「んじゃ、次クレープお前が奢れよあと綿菓子」
『ホント甘いもの好きだよなぁ』
再び歩き出した五条に付いていきながら、くれた髪飾りに触れる
誰かに何か貰ったのなんて、初めてだ
淡い青色の髪飾りが存在を主張するようにゆらりと揺れた。
本当に人の数凄いな…満員電車とかこんな感じなのかな
ふと、はぐれないようにと繋いでくれた手を見つめる
今はこんな格好してるけど、結局は男同士で手繋いでる訳で
『五条はさ、』
「んあ?」
『こういうの、気にしないの?』
示すように手を少し揺らす
だってちらちら五条を見る周りの視線とか感じるし
「、嫌ならしねぇっつの
何?お前は気にしてんの?」
『気にするっていうか
やっぱ場違いというか、お前に手繋いで貰ってるのが少なからず申し訳無いとは思ってる』
「めっちゃ気にしてんじゃんウケる」
『お前な、いてっ』
立ち止まった五条が振り返ってぴんっと俺の額にデコピンをした
地味に痛いんだけど
「そんなモン気にしてる暇があったら屋台でも見てろ
花火始まったら屋台なんて見てらんねぇからな」
『…うん』
また歩き出した五条に付いていきながら言われた通り屋台に目を向ける
金魚すくい、射的屋、アクセサリーを売ってる店や焼きそば、たこ焼きなどの屋台が並ぶ
「そこの美男美女カップルさん!
ウチのアクセサリー見てっておくれよ!
彼女さんに贈り物でもどうだい!」
『ぇ、と…』
「…ま、行ってみるか」
『えっあっちょっと!』
客引きに戸惑っていると五条はその屋台に足を向けて当然手を繋いだままの俺も行く事に
屋台には指輪や簪などの様々なアクセサリーが並んで綺麗な装飾がキラキラと輝いている
「お姉さん髪綺麗だからこういう髪飾りとかどうだい?よく似合うと思うよ」
そんな事言われてもなぁと髪飾りを眺めているとその内の一つを五条が手に取って店主に渡す
あっという間に支払いを済ませた五条に慌てる俺を尻目に髪飾りを付けられる
「ま、いいんじゃねーの
俺が選んでやったんだから当たり前だけど」
『そういう問題…?』
「別のが良かった?」
『、ううん、その、ありがと』
「んじゃ、次クレープお前が奢れよあと綿菓子」
『ホント甘いもの好きだよなぁ』
再び歩き出した五条に付いていきながら、くれた髪飾りに触れる
誰かに何か貰ったのなんて、初めてだ
淡い青色の髪飾りが存在を主張するようにゆらりと揺れた。