優しいせかい
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
窓からは陽気な風が適度に入り頬を撫でる
昨日はあんなに雨が降ったというのにこんなに晴れるとは
ぼんやり窓を眺めていると咳が聞こえて小さく溜息を吐いた
『だからちゃんと乾かせって言ったのに』
「うるせ…」
ケホッと軽く咳をする五条、昨日髪を乾かしていなかったのが祟ったのか風邪を引いたようでいつもの煩さは無く大人しくベッドに寝ている
無限でもウィルスは弾けないのかなるほど
それを何故俺が診ているかと言うと朝駄々をこねられたからだ解せぬ
家入と夏油に散々笑われて無反応だった俺に白羽の矢が立ったのか、俺じゃないと嫌だとか任務行くとか言い出して渋々夜蛾先生に許可を貰って今に至る
なにも小さい子供じゃ無いんだから、寝てたら治るだろうに
昼飯を食わせて薬も飲ませたし後は、あ。
冷え○タ乾いてる、換えは…無いな医務室に取りに行くか
立ち上がると手を掴まれた
「どこ、行くんだよ」
『冷え○タ無くなったから、医務室行ってくるだけ』
「無くてもいいじゃん」
『無いと熱下がらないし寝れないだろ』
「やだ」
『子供か』
「やだ」
『………』
ぎゅっと握る手に力を込める五条に心中で溜息を吐く
普段のコイツなら有り得ない状態だし、このまま一人にしておくのもなんか心配だな
『わかったよ、此処に居るから
だから大人しく寝てなよ』
「ん。お前の手、ちょっと貸して」
乾いた冷え○タを無造作に外して掴んでた手を引き寄せて額に当てた
「あ〜…冷たくてすげー気持ちいい…」
『もう、少し熱上がってんじゃん馬鹿』
「馬鹿は風邪引かねーの」
『はいはい、とっとと寝る』
子供を相手にするように額から頭に手を移動して白髪を撫でると細めていた目を閉じる
『夕飯の時間になったら起こすから』
「…ちゃんと、居ろよ…」
『はいはい』
「居なかったらキレる」
『わかったから』
おやすみ、と言って数分後規則正しい寝息が聞こえてきてホッとする
最強も風邪引くんだなぁ、寝顔も年相応だし
なんだか白猫を撫でてる様な感覚になって少し笑ってもう少しだけと柔らかい髪を撫で付けたのだった。
昨日はあんなに雨が降ったというのにこんなに晴れるとは
ぼんやり窓を眺めていると咳が聞こえて小さく溜息を吐いた
『だからちゃんと乾かせって言ったのに』
「うるせ…」
ケホッと軽く咳をする五条、昨日髪を乾かしていなかったのが祟ったのか風邪を引いたようでいつもの煩さは無く大人しくベッドに寝ている
無限でもウィルスは弾けないのかなるほど
それを何故俺が診ているかと言うと朝駄々をこねられたからだ解せぬ
家入と夏油に散々笑われて無反応だった俺に白羽の矢が立ったのか、俺じゃないと嫌だとか任務行くとか言い出して渋々夜蛾先生に許可を貰って今に至る
なにも小さい子供じゃ無いんだから、寝てたら治るだろうに
昼飯を食わせて薬も飲ませたし後は、あ。
冷え○タ乾いてる、換えは…無いな医務室に取りに行くか
立ち上がると手を掴まれた
「どこ、行くんだよ」
『冷え○タ無くなったから、医務室行ってくるだけ』
「無くてもいいじゃん」
『無いと熱下がらないし寝れないだろ』
「やだ」
『子供か』
「やだ」
『………』
ぎゅっと握る手に力を込める五条に心中で溜息を吐く
普段のコイツなら有り得ない状態だし、このまま一人にしておくのもなんか心配だな
『わかったよ、此処に居るから
だから大人しく寝てなよ』
「ん。お前の手、ちょっと貸して」
乾いた冷え○タを無造作に外して掴んでた手を引き寄せて額に当てた
「あ〜…冷たくてすげー気持ちいい…」
『もう、少し熱上がってんじゃん馬鹿』
「馬鹿は風邪引かねーの」
『はいはい、とっとと寝る』
子供を相手にするように額から頭に手を移動して白髪を撫でると細めていた目を閉じる
『夕飯の時間になったら起こすから』
「…ちゃんと、居ろよ…」
『はいはい』
「居なかったらキレる」
『わかったから』
おやすみ、と言って数分後規則正しい寝息が聞こえてきてホッとする
最強も風邪引くんだなぁ、寝顔も年相応だし
なんだか白猫を撫でてる様な感覚になって少し笑ってもう少しだけと柔らかい髪を撫で付けたのだった。