優しいせかい
夢小説設定
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様々な物が置いてある中、引き寄せられるように足が動いて押入れの前で立ち止まる
ガラっと開けてみると大きな長方形の木箱だけが真ん中に置いてあった
「なんだそれ」
『わかんないけど、たぶんおばあちゃんが言ってたやつ』
大事な物、たぶんこれがそうだと、わからないけれどそう告げている
箱を引き寄せ薄い蓋を開けてみると
『これって…』
箱の中身は神社で使われていたであろう、神楽鈴や簪などの一式が丁寧に仕舞われていた
もう神社なんて存在しないのに、どうしてこれが
「…これとこれ、呪具だろ
お前一般家庭じゃ無かったっけ?」
『、この時代は一般家庭だったよ
昔は、違ったみたいだけど』
箱の中にある神楽鈴と鉾鈴からは呪力を感じることから呪具であることは明白だった
これが、おばあちゃんの言ってた大事な物、か
蓋を閉じて持ち上げる
「持って帰んの?」
『うん、夜蛾先生に頼んで保管してもらう
もう此処に置いて帰る訳にはいかないから』
「…この家、どうするんだ?」
『手続きが終わったら売家にするつもり
今日は、掃除とこういう大事な物を取りに来ただけ
……付いてきてくれてありがと
五条が居なかったらたぶん、中に入れなかった』
「別に、ただの暇つぶしだっつの」
ぶっきらぼうな物言いに少し笑って窓を見るともう陽が傾き掛けていた
そろそろ帰らないとな
『暗くなる前に帰ろう』
「えー、俺まだお前の部屋見てないんだけど」
『見なくて良い』
「じゃあ帰らなーい」
『………………』
「少しで良いから見たいなーどんな部屋だったか知りたいなー折角だから最後に見て行きた」
『っ〜〜〜わかったよ!言っとくけど普通の部屋だからな!』
「イエーイ」
溜息を吐いて部屋を出る
全く、さっさと高専に持って帰りたいのに…
俺の部屋に入って色々と漁り始めた五条を持っていた箱で殴ったのは仕方ないと思う。
(勿論、無限で防がれた)
ガラっと開けてみると大きな長方形の木箱だけが真ん中に置いてあった
「なんだそれ」
『わかんないけど、たぶんおばあちゃんが言ってたやつ』
大事な物、たぶんこれがそうだと、わからないけれどそう告げている
箱を引き寄せ薄い蓋を開けてみると
『これって…』
箱の中身は神社で使われていたであろう、神楽鈴や簪などの一式が丁寧に仕舞われていた
もう神社なんて存在しないのに、どうしてこれが
「…これとこれ、呪具だろ
お前一般家庭じゃ無かったっけ?」
『、この時代は一般家庭だったよ
昔は、違ったみたいだけど』
箱の中にある神楽鈴と鉾鈴からは呪力を感じることから呪具であることは明白だった
これが、おばあちゃんの言ってた大事な物、か
蓋を閉じて持ち上げる
「持って帰んの?」
『うん、夜蛾先生に頼んで保管してもらう
もう此処に置いて帰る訳にはいかないから』
「…この家、どうするんだ?」
『手続きが終わったら売家にするつもり
今日は、掃除とこういう大事な物を取りに来ただけ
……付いてきてくれてありがと
五条が居なかったらたぶん、中に入れなかった』
「別に、ただの暇つぶしだっつの」
ぶっきらぼうな物言いに少し笑って窓を見るともう陽が傾き掛けていた
そろそろ帰らないとな
『暗くなる前に帰ろう』
「えー、俺まだお前の部屋見てないんだけど」
『見なくて良い』
「じゃあ帰らなーい」
『………………』
「少しで良いから見たいなーどんな部屋だったか知りたいなー折角だから最後に見て行きた」
『っ〜〜〜わかったよ!言っとくけど普通の部屋だからな!』
「イエーイ」
溜息を吐いて部屋を出る
全く、さっさと高専に持って帰りたいのに…
俺の部屋に入って色々と漁り始めた五条を持っていた箱で殴ったのは仕方ないと思う。
(勿論、無限で防がれた)