優しいせかい
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久しぶりに教室に来るとクロの席だけがぽつんと空いていた
それが嫌でも目に付いて
「クロなら、暫く来てないよ」
「あっそ」
「…いい加減にしなよ、悟」
「あ?何だよ急に」
「徒にクロを傷付けるのを止めろって言ってるんだ」
「、お前に関係ねぇだろ」
「確かに、私には関係の無い話だ
だけど、お前に嫌われたと思って私達にまで距離を置き始めたクロを見て文句の一つや二つは当たり前だろ」
「……………」
嫌っている訳じゃない、嫌いではない
でもアイツを前にするといつもの俺じゃない気がして
「悟の中にあるそれを認められないなら、それはもう忘れるしか無い」
「っ…!」
忘れる、その言葉にズキリと胸の辺りに痛みが走った
忘れる?何を?アイツに対して?
「…どうするかは、悟次第だよ」
今までの事を全部思い返して空いた席を見る
俺らしくない事ばっか考えて、んな事どうでも良かったのにアイツを傷付けて
なんか、馬鹿らしくなってきた
「傑」
「なんだい」
「俺アイツのメアド知らねぇわ」
「後で私から明日学校に来るようにメールしておくよ」
「俺にメアド教えるんじゃねぇのかよ」
「本人から貰いなさい」
「ケチ」
なんだか腑に落ちた気がする
忘れてなんかやるもんか、絶対
「堕としてやる」
それが嫌でも目に付いて
「クロなら、暫く来てないよ」
「あっそ」
「…いい加減にしなよ、悟」
「あ?何だよ急に」
「徒にクロを傷付けるのを止めろって言ってるんだ」
「、お前に関係ねぇだろ」
「確かに、私には関係の無い話だ
だけど、お前に嫌われたと思って私達にまで距離を置き始めたクロを見て文句の一つや二つは当たり前だろ」
「……………」
嫌っている訳じゃない、嫌いではない
でもアイツを前にするといつもの俺じゃない気がして
「悟の中にあるそれを認められないなら、それはもう忘れるしか無い」
「っ…!」
忘れる、その言葉にズキリと胸の辺りに痛みが走った
忘れる?何を?アイツに対して?
「…どうするかは、悟次第だよ」
今までの事を全部思い返して空いた席を見る
俺らしくない事ばっか考えて、んな事どうでも良かったのにアイツを傷付けて
なんか、馬鹿らしくなってきた
「傑」
「なんだい」
「俺アイツのメアド知らねぇわ」
「後で私から明日学校に来るようにメールしておくよ」
「俺にメアド教えるんじゃねぇのかよ」
「本人から貰いなさい」
「ケチ」
なんだか腑に落ちた気がする
忘れてなんかやるもんか、絶対
「堕としてやる」