優しいせかい
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寮の共同スペースへ風呂上がり髪を乾かして行くと夏油が肩にタオルを掛けて座っていた
まだしっとりと濡れているそれを見て
『風邪引くよ』
「、驚いたな、誰かと思ったよ」
『わざとらしい…』
「本当だよ、髪を解いてるクロなんてレアだからね
こんな美人が急に現れたら誰だって目を瞠るさ」
『はいはい、それはどーも
折角アイス片方分けようと思ったけどやめた』
「ごめんなさい」
隣へ腰掛けアイスの袋を開け片方を夏油へ渡す
まぁ確かに、高専に入ってから解いてる姿なんて誰にも見せてない気がする
『夏油だって髪綺麗じゃん』
「クロ程じゃないよ」
さらりと夏油の長い指が俺の髪を梳いていく
それを見て口にアイスをくわえおりゃっとタオルで夏油の髪を優しく拭くと切れ長の目が見開いた
『嫌だった…?』
「ふっ、いや、こんな事は初めてだから驚いただけだよ」
『絶対彼女にやってもらった事あるに一票』
「ははっ」
『誤摩化したな…』
そのまま雑談をしながらわさわさとタオルで水気を取る俺は知らない
蒼い瞳が面白く無さそうに見ていた事を。
まだしっとりと濡れているそれを見て
『風邪引くよ』
「、驚いたな、誰かと思ったよ」
『わざとらしい…』
「本当だよ、髪を解いてるクロなんてレアだからね
こんな美人が急に現れたら誰だって目を瞠るさ」
『はいはい、それはどーも
折角アイス片方分けようと思ったけどやめた』
「ごめんなさい」
隣へ腰掛けアイスの袋を開け片方を夏油へ渡す
まぁ確かに、高専に入ってから解いてる姿なんて誰にも見せてない気がする
『夏油だって髪綺麗じゃん』
「クロ程じゃないよ」
さらりと夏油の長い指が俺の髪を梳いていく
それを見て口にアイスをくわえおりゃっとタオルで夏油の髪を優しく拭くと切れ長の目が見開いた
『嫌だった…?』
「ふっ、いや、こんな事は初めてだから驚いただけだよ」
『絶対彼女にやってもらった事あるに一票』
「ははっ」
『誤摩化したな…』
そのまま雑談をしながらわさわさとタオルで水気を取る俺は知らない
蒼い瞳が面白く無さそうに見ていた事を。