優しいせかい
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医務室へ行き許可を貰ってから約三日振りに教室へ向かう
いつもなら緊張なんてする訳ないのに、どうでもいい筈なのに
扉を開く前に呼吸をして扉に手を掛けた
『…おはよ』
いつもの様に三人が定位置に居てほっとしている俺が居た
あれ、いつの間にこんな
『うわっ!?』
「アンタ大怪我だったんだろ?ちょっと見せて」
「こらこら硝子、男の服を捲るもんじゃないよ
それと、おかえりクロ」
『た、ただいま』
制服を捲って腹部をじろじろ見る家入に冷や汗を感じると夏油が家入を回収してくれた
「もう授業出れんのかよ」
『実戦は二日間様子見、筆記なら良いって』
「ふーん」
自分から聞いておきながら興味無さげに頬杖をついている五条へ近付く
『ありがと』
「何が」
『あの時運んでくれて』
「あんな状態でほっとく訳にはいかねえだろ
つかあんときお前の血で制服汚れたんだからな」
ふいっと窓へ向けられた顔に瞬きを繰り返していると左右をニヤニヤしている二人に挟まれる
「昨日までクロの事ずーっと心配してた癖に」
「は!?」
「学校辞めるんじゃ無いかって柄にも無く心配してたし」
「してねーし!!んな事言ってねぇよバーカ!!」
「クロが来るまでソワソワしてたじゃないか素直になりなよ悟」
「よし表出ろ」
青筋を立て今にも喧嘩を始めそうな五条と未だ俺を挟んでニヤニヤしてる二人を見て思わず笑いが漏れた
「あ?」
『いや、これからもよろしく』
「────」
『?あれ?五条?』
「…悩殺スマイルクリティカルヒット」
「だな」
「授業始めるぞー」
固まった五条を心配するが夏油に「ほっとけば戻るから」と背中を押され席に着いた
夜蛾先生の声を聞きながらふと窓の外を見ると晴れ晴れしい青空で、以前この場所で五条と話した時より随分と心が軽く感じた。
いつもなら緊張なんてする訳ないのに、どうでもいい筈なのに
扉を開く前に呼吸をして扉に手を掛けた
『…おはよ』
いつもの様に三人が定位置に居てほっとしている俺が居た
あれ、いつの間にこんな
『うわっ!?』
「アンタ大怪我だったんだろ?ちょっと見せて」
「こらこら硝子、男の服を捲るもんじゃないよ
それと、おかえりクロ」
『た、ただいま』
制服を捲って腹部をじろじろ見る家入に冷や汗を感じると夏油が家入を回収してくれた
「もう授業出れんのかよ」
『実戦は二日間様子見、筆記なら良いって』
「ふーん」
自分から聞いておきながら興味無さげに頬杖をついている五条へ近付く
『ありがと』
「何が」
『あの時運んでくれて』
「あんな状態でほっとく訳にはいかねえだろ
つかあんときお前の血で制服汚れたんだからな」
ふいっと窓へ向けられた顔に瞬きを繰り返していると左右をニヤニヤしている二人に挟まれる
「昨日までクロの事ずーっと心配してた癖に」
「は!?」
「学校辞めるんじゃ無いかって柄にも無く心配してたし」
「してねーし!!んな事言ってねぇよバーカ!!」
「クロが来るまでソワソワしてたじゃないか素直になりなよ悟」
「よし表出ろ」
青筋を立て今にも喧嘩を始めそうな五条と未だ俺を挟んでニヤニヤしてる二人を見て思わず笑いが漏れた
「あ?」
『いや、これからもよろしく』
「────」
『?あれ?五条?』
「…悩殺スマイルクリティカルヒット」
「だな」
「授業始めるぞー」
固まった五条を心配するが夏油に「ほっとけば戻るから」と背中を押され席に着いた
夜蛾先生の声を聞きながらふと窓の外を見ると晴れ晴れしい青空で、以前この場所で五条と話した時より随分と心が軽く感じた。