優しいせかい
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ギチギチと呪霊の身体を縛り付ける
それでもまだ動こうとする姿に両指から呪力を糸に乗せ縛りを強化する
「ア"ァ、ア"ア"ア"、イタイ"何故、何故だ、貴様はムリだ貴様に祓えるワケがナイ!」
『…そうだな、あのままなら無理だった』
お前は逃さない、お前だけは、アイツの所に行かせてなるものか
切断しようと指に力を込めた瞬間どすんと衝撃が身体に走った
衝撃は、身体を貫通して
『っが、は…っ』
背後から変形したモノに腹を貫かれている
呪いの脚が変形し地面を掘り俺の背後から突き刺したのだ
緩んだ糸に笑みを浮かべ無造作に糸を捨てる
「あぁそうだ祓えるワケが無いのだ
お前のような弱い人間に」
『ぁ、ぐっ』
力が入らない、指一本すら動かせない
目前に、ヤツが居るのに!
「さて、いい加減遊びも良いだろう
そろそろ楽にしてあげよう
師弟共々、あの世で仲良くするがいい!」
『っ…!』
ダメ、だった、俺は結局誰も守れなかった、助けられなかった
自分さえも助けられずに、こんな、簡単に
「諦めるのは、早いんじゃ無いのか…愛弟子」
『っ、え…?し、しょう?』
優しい声音に顔を上げるとあの頃と同じ優しい瞳が此方を見ていた。
それでもまだ動こうとする姿に両指から呪力を糸に乗せ縛りを強化する
「ア"ァ、ア"ア"ア"、イタイ"何故、何故だ、貴様はムリだ貴様に祓えるワケがナイ!」
『…そうだな、あのままなら無理だった』
お前は逃さない、お前だけは、アイツの所に行かせてなるものか
切断しようと指に力を込めた瞬間どすんと衝撃が身体に走った
衝撃は、身体を貫通して
『っが、は…っ』
背後から変形したモノに腹を貫かれている
呪いの脚が変形し地面を掘り俺の背後から突き刺したのだ
緩んだ糸に笑みを浮かべ無造作に糸を捨てる
「あぁそうだ祓えるワケが無いのだ
お前のような弱い人間に」
『ぁ、ぐっ』
力が入らない、指一本すら動かせない
目前に、ヤツが居るのに!
「さて、いい加減遊びも良いだろう
そろそろ楽にしてあげよう
師弟共々、あの世で仲良くするがいい!」
『っ…!』
ダメ、だった、俺は結局誰も守れなかった、助けられなかった
自分さえも助けられずに、こんな、簡単に
「諦めるのは、早いんじゃ無いのか…愛弟子」
『っ、え…?し、しょう?』
優しい声音に顔を上げるとあの頃と同じ優しい瞳が此方を見ていた。