優しいせかい
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「てめぇだなんて、師匠に向かって酷いねぇ」
『お前は師匠なんかじゃない、師匠の形をしたナニカだ』
「ヒヒヒッ」
ニタニタと気持ちの悪い笑みを浮かべ値踏みするような瞳で観察される
コイツはやっぱり特級呪霊か、あの時師匠と戦い寄生した
ぐっと奥歯を噛む
出来る出来ないじゃない、祓うしかないんだ
拳を握り腕を構える
「この私を祓おうって?
可哀想な弟子に力量の差を解らせてあげないと、ねぇ!!」
『っ!』
ボコボコと右腕を異形に変形させ思い切り叩き付けられる
何とか避けるが、暴れる右腕を避ける事で精一杯だ
「うーん、何だか物足りない、物足りないねぇ?右腕だけなんて可哀想こっちでも遊んであげよう!」
『ッ…!ぐあっ!!』
変形した左腕と右腕を避けきれず吹っ飛ばされ何本かの木に叩き付けられる
『っ、く…』
今ので骨が何本かイッたな…まぁそれ以外が無事ならまだ良い
立ち上がりながら考える
あの伸びる大きな異形の腕さえどうにかして本体を狙えればワンチャンスあるかもしれない
それか最悪五条に手伝って貰うか、否駄目だ、これだけ大きな音をたてやって来ないとなると向こうも何かしら起こっているということ、それに…
ゆったり歩いてくる呪いを睨み付ける
アレは、俺がケリをつけなければ
「あぁ可愛い可哀想な弟子、教えを乞うた師に殺されるのはどんな気分だい?」
『…最悪の何物でも無いね』
「そうかそうか、ではそんな可哀想な弟子を殺してから」
ゆっくりあっちの人間も殺そうか。
冷たいものが背中にピタリとくっつくような感覚
五条は強い、こんな奴に負けるなんて無いだろうだけど、だけど、
「おーやぁ?」
『…んな事…させる訳ねぇだろ…』
呪力が身体を巡り身体が軽い
狙わせるものか、傷付かせるものか、もう誰一人知っている人間が死ぬなんて御免だ!!
再び暴れ始めた両腕を避け相手の身体を追い越し、己の両指に神経を傾ける
「私から逃げられると思って、思って?
なぜ、身体が動かない?」
『下手に動かない方が良い、その糸は踠く程縛りが強くなる』
「く、こ、の…こんな、糸など、っ」
避ける合間に張り巡らせた糸は呪いに喰い込んでいく
これが師匠の形見だと、お前は知らないだろう。
『お前は師匠なんかじゃない、師匠の形をしたナニカだ』
「ヒヒヒッ」
ニタニタと気持ちの悪い笑みを浮かべ値踏みするような瞳で観察される
コイツはやっぱり特級呪霊か、あの時師匠と戦い寄生した
ぐっと奥歯を噛む
出来る出来ないじゃない、祓うしかないんだ
拳を握り腕を構える
「この私を祓おうって?
可哀想な弟子に力量の差を解らせてあげないと、ねぇ!!」
『っ!』
ボコボコと右腕を異形に変形させ思い切り叩き付けられる
何とか避けるが、暴れる右腕を避ける事で精一杯だ
「うーん、何だか物足りない、物足りないねぇ?右腕だけなんて可哀想こっちでも遊んであげよう!」
『ッ…!ぐあっ!!』
変形した左腕と右腕を避けきれず吹っ飛ばされ何本かの木に叩き付けられる
『っ、く…』
今ので骨が何本かイッたな…まぁそれ以外が無事ならまだ良い
立ち上がりながら考える
あの伸びる大きな異形の腕さえどうにかして本体を狙えればワンチャンスあるかもしれない
それか最悪五条に手伝って貰うか、否駄目だ、これだけ大きな音をたてやって来ないとなると向こうも何かしら起こっているということ、それに…
ゆったり歩いてくる呪いを睨み付ける
アレは、俺がケリをつけなければ
「あぁ可愛い可哀想な弟子、教えを乞うた師に殺されるのはどんな気分だい?」
『…最悪の何物でも無いね』
「そうかそうか、ではそんな可哀想な弟子を殺してから」
ゆっくりあっちの人間も殺そうか。
冷たいものが背中にピタリとくっつくような感覚
五条は強い、こんな奴に負けるなんて無いだろうだけど、だけど、
「おーやぁ?」
『…んな事…させる訳ねぇだろ…』
呪力が身体を巡り身体が軽い
狙わせるものか、傷付かせるものか、もう誰一人知っている人間が死ぬなんて御免だ!!
再び暴れ始めた両腕を避け相手の身体を追い越し、己の両指に神経を傾ける
「私から逃げられると思って、思って?
なぜ、身体が動かない?」
『下手に動かない方が良い、その糸は踠く程縛りが強くなる』
「く、こ、の…こんな、糸など、っ」
避ける合間に張り巡らせた糸は呪いに喰い込んでいく
これが師匠の形見だと、お前は知らないだろう。