桃林慎義
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
彼女と遠距離恋愛中の慎義。
ここ最近瑞希からの返信が遅いことと、電話中もどこか上の空な様子に慎義の中で疑念が芽生え、瑞希が浮気をしているのでは?と考えるようになる。
※
一方その頃瑞希は推しキャラの誕生日を目前に控えわくわくしていた。慎義への返信を忘れてしまうくらいには、浮かれていた。
慎義が己に疑心を抱いていることなどつゆ知らず、誕生日当日の事を考えながら瑞希は眠った。
※
好きな人を疑いたくなくて、慎義は頭を抱えて一人百面相をする。
そんなめんどくさくなってきた久望は一言
「じゃあ会いに行ってきたらどうですか」
「……そうだな!久望君行ってくる!」
「え」
病欠と言うことにしてくれ!それだけ言って去っていった慎義の背中を、久望は「え〜」と言いながら見送った。
※
部屋の一角をバースデーグッズで飾り付け、たくさんのアクスタやぬい、それに缶バッジを並べる。その中心にバースデーケーキを置いて、スマホで写真を撮る。
それをSNSに投稿しようとスマホを操作していると、ピンポーンとチャイムが鳴った。
あれ、こんな時間に誰だろう。瑞希は少し警戒しながら、玄関へ向かいドアスコープを覗き込んだ。
ドアスコープの先にいたのは、どこか落ち着かない様子の慎義だった。
鍵を解除し、ドアを開く。
「慎義君どうしたのこんな時間に、それに、連絡もなしに……」
「連絡もなしに来たのは謝る、中に入れてくれないか」
「えっと、それはちょっと…」
視線をそらした瑞希に様子に、慎義はチクリと痛む胸に顔を顰めた。
以前付き合っていた相手とオタクである事を理由に、破局していた瑞希は慎義にアニメオタクである事を隠していた。
今部屋の中を見られたら前回と同じ様になると考え、中に入れる事を渋る。
瑞希の様子に男を連れ込んでいるのだと思った慎義は扉をこじ開け、押し入った。
慎義は靴を脱ぎ散らかし、家の中に視線を走らせて男の姿を探す。
慎義を止めなければ、と慌てて後を追いかけた瑞希は振り返った慎義の鋭い眼光に動けなくなる。うろ、と瑞希の視線が部屋の奥へと向かったのを見た慎義は、そこか!と足を動かす。
ドアノブを握り、勢いよく扉を開いた慎義は、目の前に広がるグッズ達に目を丸くした。
その後ろでは瑞希がもうおしまいだとぺしょぺしょと涙を流していた。
その後、自身がオタクであることと、前の交際相手と別れた理由である事を瑞希は話した。
瑞希の話を聞いた慎義は疑った事と突然押しかけてしまった事を謝罪をした。
「仲直りにケーキ食べよう」
容赦なく推しの顔にフォークをぶっ刺す瑞希の姿に、普通躊躇うものでは?と思いながら慎義もケーキを食べる。
その後二人は一緒の布団で眠り、慎義は翌朝の早朝帰った。
閑話休題。推しの話しを楽しそうに話す瑞希に、慎義は瑞希の推しにちょっと嫉妬するのだった。
1/1ページ