詩集 2026年10月〜2026年12月
『拝啓、あの頃の僕たちへ』
僕 は瞬間ごとに存在していて
一秒前の僕と今の僕は違う
あの夜に赤い部屋で笑っていた僕も
さっき幼い頃を思い出して泣いた僕も
全部違う人間だ
バラバラな僕たちに一本何かが通っているのなら
きっと感覚だ
世界を捉える目
あらゆる音を聴いてしまう耳
何年先も思い出せる匂いを感じる鼻
そういうものが、僕たちを繋いでいる
失ったと思った
もう逃げられないと諦めた
希望を見た
過去は連なって今になっていないけれど
僕たちは確かに繋がっている
ベランダに赤いクレヨンで、世界を呪う言葉を書き殴った僕は
瞼を腫らした僕を見て、笑うだろうね
それでもいい
それでいい
僕らは互いに呆れ、嘲笑いながら
ひとつの体で命を繋いでいく
あの頃の僕へ
たくさん居すぎて、何を言えばいいか分からないけれど
とりあえず
「おつかれさま」
僕 は瞬間ごとに存在していて
一秒前の僕と今の僕は違う
あの夜に赤い部屋で笑っていた僕も
さっき幼い頃を思い出して泣いた僕も
全部違う人間だ
バラバラな僕たちに一本何かが通っているのなら
きっと感覚だ
世界を捉える目
あらゆる音を聴いてしまう耳
何年先も思い出せる匂いを感じる鼻
そういうものが、僕たちを繋いでいる
失ったと思った
もう逃げられないと諦めた
希望を見た
過去は連なって今になっていないけれど
僕たちは確かに繋がっている
ベランダに赤いクレヨンで、世界を呪う言葉を書き殴った僕は
瞼を腫らした僕を見て、笑うだろうね
それでもいい
それでいい
僕らは互いに呆れ、嘲笑いながら
ひとつの体で命を繋いでいく
あの頃の僕へ
たくさん居すぎて、何を言えばいいか分からないけれど
とりあえず
「おつかれさま」
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