攻め主/九番隊所属
阿近さんキャラ崩壊注意かも

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薄暗い廊下を忍び足で進んでいく
ここは技術開発局へと繋がる廊下で一人では決して歩くなと我が隊の副隊長に口酸っぱく言われている
というのもこの廊下、ただの廊下ではない
「技術開発局に繋がる廊下」なのだ
普段から何の研究をしているのか、職務内容は一切不明、たまに変な薬を作り瀞霊廷中を騒がせたりする。
だが、この技術開発局同時に瀞霊廷の生活システムに大きく関わっていたりする。
斬魄刀異聞篇にて技術開発局局長で十二番隊隊長である涅マユリの斬魄刀、足曾木地蔵とともに六番隊隊長、副隊長の斬魄刀達が瀞霊廷の生活システムを弄り倒してそれはとんでも騒ぎであった。研究室事吹っ飛んで復興作業がかなり辛かったのを覚えている。
「あの時の涅隊長の顔…凄かったなぁ…」
如何せん謎多き技術開発局、例えばこの廊下とて何か罠が仕掛けられていたとしても何の不思議もないのである。
それを懸念して檜佐木副隊長は俺に一人で此処を歩くなと言うのである

俺とて席官で、一端の死神である
そうそう罠などにかかるわけがない………、が、ぶっちゃけちょっと恐い
もうなんか雰囲気がおどろおどろしい普通に一人で通りたくない
でもここを通らないと愛しのフィアンセ、阿近さんのところにはたどり着けない
「だから俺は今意を決してこの廊下を一人忍び歩いているのだ！」

「チンタラ歩いてんじゃねぇよ」

「ぬわぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

突然後ろから声がして俺は大きく飛び跳ねた
きゅうりを背に置かれ振り返って気づいた猫が驚いて飛び上がるくらい飛び跳ねた

「だだあだだだだ誰っスかぁぁ!!!!!暗くて見えないっスぅうう!!!!!」

ガクガクと震えて腰も完全に抜けて立てない…嗚呼、情けない
というか、後ろからいきなり声をかけるなんて失礼極まりないうちの隊長にしたら腹パン食らってたところです

「あ?その声