雷一門の兄弟子に成ったんだが
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目を開けたら俺は獪岳に成っていた。
何を言ってるのか解らないかもしれないが、俺も何が起こったのか以下略。
「何でこうなった…」
俺は死んだはずだ。其れは覚えてる。
なんで死んだかは覚えてないけど。
でもだからって何で獪岳に成り代わり??
俺は獪岳が苦手だ。
善逸の事を虐めるし、最終的には鬼になっちゃうし。
…そのせいで桑島さん死んじゃうし。
…ん?あれ??
でも中身が俺なら色々変わるのでは??
「とりあえず善逸には優しくしたいな」
目指すは仲良し兄弟
円満家族
弟子が鬼落ちして桑島さんが切腹とか
善逸が兄弟子の頸落とすとか無しの方向で
まぁ俺はそんなハッピーライフを夢見ながら生きていきました!
お寺でお世話になったり、桑島師範に拾われたり…
修行もつけてもらった。
だけど俺はこの身体の持ち主と同じように壱ノ型…霹靂一閃だけはどんなに頑張っても習得出来なかった。
やっぱりダメか〜…
そして月日は流れ…とうとう俺は、あの子と対面したのだ。
師範が連れてきた黒髪の小さな少年…
師範に隠れるように縋り付き、怯えた表情で此方を見つめる目には涙の膜が張っていて…なんとも庇護欲が刺激される
「戻ったぞ獪岳。この子は今日からここで修行することになった善逸と云う。
…ほれ、お前も挨拶くらいせんか!獪岳はお前の兄弟子になるんじゃぞ!!」
「わっ…あ…あのあの!我妻、善逸です!」
師範に背中を叩かれて目の前に押し出され転びそうになったその子を咄嗟に支えてあげる。
…まってヤバい…何この子小動物か。
可愛いがすぎるよちくしょう!!
オドオドと此方を伺ってくる瞳も
裾を握りしめる震える手も
弱々しい声音も
全部可愛い。
この子今日から俺の弟弟子なんだって!
いいだろう!!
羨ましいだろう!!
…誰に自慢しているか分からないが、顔が自然にニヤケてしまう。
あ、無理だわ。今絶対気持ち悪い顔してる自信がある。
「宜しく善逸。俺は獪岳だ。」
どうしても収まらないニヤケ顔をそのままに手を差し出すと、善逸はおずおずと俺の手をとってくれた。
そのまま握り返してもう片方の手で頭を撫でる。
あ、ごめん無意識だっt…え、ちょっ待って!?
な、泣いちゃったよ!!どうしよう!!
そんなに嫌だった!?
ご、ごめんよー!!!
…え、嫌じゃない?
は?頭撫でられたの初めて??
…嘘だろ…俺なんかでよければ毎日でも何回でも撫でてあげるよ!!
あぁー…心がホワホワする〜…
とにかく…
俺の弟弟子がかわい過ぎて生きるのが楽しいです