兄妹でトリップしました
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「はあぁー…客引きって…どうすればいいのー…」
…その辺の人に適当に話しかければいいか…。
「あのー…お兄さん達ー…コレ、そこのお団子屋さんの新商品…味見してくれるー…?」
「うおっ!?すっげー可愛い子!!」
「え…客引きしてんの?君、看板娘?」
「そんなことより、俺達と遊びに行こうよ!美味しい物食べてさ!行きたいとこ連れてってあげるし、なんでも買ってあげるよ?」
…2人以上の男共に話しかけたのが間違いだった…。
ナンパかよー…うぜー…
「…仕事中なのでー…」
「ちょっとくらいなら大丈夫だって!ほら、行こうぜ!」
…チッ…しつけーな…
「嫌がる婦女子を無理矢理連れて行こうとは…男の風上にも置けん!!」
持っているお盆で顔面ぶっ叩いてやろうとした矢先…聞こえたクソデカボイス
其方を見る間もなく、男3人は道端にぶっ飛んでた。
「…おぉー…」
「危ないところだったな!!怪我はないだろうか!!」
間近で聞くと耳がキーンてする…
声量抑えて欲しい。
「ありがとうございますー…良かったら、どうぞー…」
助けて貰ったが、お礼出来るものもない…
なので片手に持っていたお盆を差し出す。
その上には出来たてホカホカのお団子。
味が混ざらないようにいくつかのお皿に分けて置いてある。
「いいのか?…うむ!どれも美味そうだ!!ありがたく頂こう!!」
次々と空になっていくお皿。
うん。気持ちいいくらいのいい食べっぷり〜。
「わっしょい!!わっしょい!!」
「おぉー…」
最後にさつまいものお団子を口に入れた途端わっしょい言い出した。
よっぽど好きなんだろうな…。
「うむ!!美味い!!美味い!!コレはさつまいもの餡か!!初めて食べたが…美味いぞ!!!」
どうやらお気に召したようだ。
お皿は全部空っぽ。完食だ。
よっしゃー。
ミッションコンプリートー…。
「…お気に召したのなら、買っていかれますかー…?」
「おぉ!!コレがまだ有るのか!!うむ!!是非買って帰ろう!!」
お客様ゲットだぜー…。
(空ー。お客様引っ捕まえてきたー。)
(言い方!…って…お、お、お兄ちゃん!!アレ、アレって…主要キャラなんじゃ!!!??)
(んー…炎柱ー。)
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