望んだ世界
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「こんにちは」
「え…こ、こんにちは」
ふと目を開けると美人なお姉さんがにっこりと笑いながら佇んでいた。
この上か下かも分からないような、ふわふわした空間は死後の世界に行く通り道のような場所らしい。
ここから無数に続く別の世界に行くことができるらしい。
らしい、と言うのも…先程この女神様?から説明を受けたものの…まだ私は混乱してて頭が追いついてないからである。
「貴女は先程亡くなりました
ですが、日頃から善行を心がけていたようですね」
「は、はい。よく言われていたので」
いい事や人の助けになる事をしなさい
それはいつか、必ず自分に反ってくるのだから。と
だから昔から友達にも知らない人にもそれをしていた。
でも何でもかんでも引き受けていたわけじゃない
。
嫌なことは断っていたし自分にできる範囲でだ
けれど今回は其れが仇となり、人を助けたはいいものの自分が死んでしまったようだ
「…貴女は亡くなってしまいましたが、別の世界に行くことが出来ます。
ここはどの世界にも繋がる通り道…
道の先は無数に有り、貴女の行きたい所に続いているのです。」
「私の…行きたいところ…」
胸が高鳴った
だって…それは、とても魅力的な言葉だ。
例えば、漫画やアニメ…ゲームや小説…まだ知らない世界にも行けるということだ。
「…私は…ーー」
思い描いた世界はただ一つ
思い浮かべた人物はただ1人
そこがどれ程困難で危険な死と隣り合わせの世界だとしても…
「私は…“鬼滅の刃”の世界に行きたいです…!」
私はそうハッキリと、女神様の目を見て答えた
女神様も私の目を真っ直ぐ見つめて…
そして、ふんわりと微笑んだ
「分かりました。
…けれどその世界は亡くなる確率が非常に高いです。
転移後に直ぐ…と云う可能性も否めません…なので貴女の運気を少しだけ上げておきましょうね。
それと、もう1つ…
コレは、貴女の望む結末に繋がるように…
貴女の人生に幸多からん事を祈っています」
こうして私は、大好きな鬼滅の刃の世界にトリップ出来る事になりました
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