【あいつの憂鬱】
女の子になった自分の体をターレスに見られるのは、未だ悟飯自身ですら知り得ない、悟飯の秘められた部分を晒しているようで、ターレスには今更隠すものなど何もない関係だというのに、初体験の少女のような気恥ずかしさを味わっていた。
その頬がほんのりと紅をさしてはにかむ様子を、ターレスは斜め後方から見守っている。俯く悟飯に頬を寄せて悟飯の胸元を覗き込めば、緊張からか、まるで壊れるまで酷使されるのを強要されたポンプのように異様な早さで胸が上下していた。
その胸を包む、白いレースをあしらった淡いピンク色の布地は、上品そうなレースとの絶妙なバランスといい、みずみずしい白桃を思わせる色合いといい、清純そうな少女の悟飯のイメージに良くマッチしている。
ターレスが形を崩さないよう丁寧に下着をめくり、先程たくし上げたロングTシャツと一緒に纏めると、中から熟れた乳房がプルンと勢い良く零れ出し、美しい全貌を明らかにした。
ターレスは実った果実に傷を付けるのを恐れるように外側からそっと包み込むように触れると、キメの細かい柔肌や張り詰めた乳房の弾力を愉しむ。
ターレスが悟飯の胸を寄せると谷間は尚一層深くなり、誘うような溝の深みにゴクリ、とターレスは咽喉を鳴らした。
「・・・っ・・・!・・・う、ふっ・・・!」
ターレスが焦らすように乳輪の周りを指先でなぞると、早くも悟飯の息が乱れる。
固く尖った突起は触れれば痛いほどに張り詰めてターレスの愛撫を求めているが、意地悪な指はなかなかそこに到達してくれない。
じれた悟飯が僅かに身をよじると、ターレスは悟飯の首筋を下から上に舐め上げ、更には敏感な耳までねぶるのだった。
「あっ、あっ、あっ・・・!」
その先の行為を急かすように、悟飯は上擦った喘ぎ声を立て続けに上げる。
それに釣られるようにターレスが突起へと指を伸ばし、細長い指先で小粒の実を転がし始めた。
ターレスの愛撫は強くもなく弱くもなく、絶妙なタッチで容赦なく悟飯を快感の淵へと追い詰める。
ビリッ、と悟飯の両胸から発生した電流が、悟飯の下半身に重い衝撃を与えた。
一点に血液が集中する感覚に悟飯が腰を揺らす。
悟飯の動きに合わせるように、ターレスは悟飯の胸の突起を弄ぶ指の動きを変化させてゆく。
指先で転がしたかと思えば二本の指で挟んで擦り上げ、つまんだ突起を限界まで引っ張ったかと思えば指の腹で頭を撫でる。
座った姿勢のままで施されるターレスのテクニックのすべてが悟飯の視界に入り、悟飯は逃れられない快感と訳のわからない羞恥から、両目を瞠ってターレスとは逆方向に顔を背けた。
―いつもあんな風に弄られていたなんて―
気恥ずかしさから、悟飯の感覚のすべてが殊更に深く快感を拾い、拾った快感は悟飯の躯のあちこちに甘いダメージを与える。
そのダメージが躯の最奥の疼きを誘い、悟飯はこの日初めて、躯の変化の大きさを思い知ったのだった。
「タ、ターレス、もうっ・・・ヤメ、テっ・・・!」
執拗に乳首を弄るのが好きなターレスにいつもの調子の勝手を許すには、今の悟飯にはあまりにも余裕がなさすぎた。
悩ましげに細い腰をくねらせてターレスの愛撫から逃れようと試みる悟飯に、ターレスの片頬がニヒルに歪む。
「お前はいつも『やめろ』『やめろ』と言うな。本当に、もう止めていいのか?それとも、お前の『やめろ』は『先に進んで』という意味なのか?」
悟飯をいたぶる手を止めて囁くターレスの揶揄うような声音に、悟飯の白い頬が朱に染める。
ターレスの指摘は図星だった。
未だに『おねだり』の出来ない悟飯を知りながら、何とか悟飯に『おねだり』をさせようと悟飯を追い詰めるターレスに、手放しで素直になどなれるわけがない。
「・・・意地悪・・・!」
悟飯が拗ねて見せると、ターレスはようやく悟飯の股間へと手を伸ばす。
―いつもそうだ―
ターレスは、どうしてこうも意地悪な性格をしているのだろうか。
これまでのお相手にも意地悪だったのだろうか。
それとも、ターレスが意地悪になるのは、悟飯にだけなのだろうか。
―ターレスのバカ―
こっそり心の中で毒づきながら、パンパンに充血した胸の突起から指を離したターレスに、悟飯は安堵のため息を漏らした。
ターレスが悟飯の股間に触れると、Gパンの布越しに、湿った感触が指先から伝わってきた。
スリムなGパンの濃い紺色がわずかに変色するほどの湿気を帯びた悟飯の股間を、まるで悟飯の白い柔肌に直に触れているかのように、ターレスは優しくタッチする。
布同士が重なり合う、分厚い縫い目の上をターレスの指が下から上へと滑ると、ある一点の箇所で悟飯がビクリと反応した。
女性の身体の中で一番の弱点を探り当てたターレスの指はそのままその場に留まり、一瞬の空白の時間に、悟飯は戸惑いと不安を隠せなかった。
これから何か、自分の身にとんでもないことが起こるのではないか、そんな漠然とした予感が、漠然とした不安を誘う。
と、ターレスの指が動いたと思った次の瞬間、悟飯は奇声とも悲鳴ともとれない甲高い声を張り上げて、しなやかな背中を海老のようにのけ反らした。
「ひゃ、ひゃあっ!・・・あぅっ・・・!」
悲鳴を上げて全身を硬直させて後は発する声もなく、酸欠に陥った金魚のように悟飯は口をパクパクさせる。
体の強張りがとけた直後にぶるりと震える悟飯に、驚きを隠せない様子でターレスが問い掛けた。
「まさか、今のでイッたのか・・・?」
あまりにも呆気なさすぎる陥落をターレスに小馬鹿にされたような気がして、情けなさに悟飯は辛く俯いてしまう。
これまで悟飯の敏感な体を余すことなく愉しんできたターレスは、もしも悟飯が女性であったなら、感度の良さはどれほどだろうかと、と妄想したことは何度かあった。
女の悟飯を抱いてみたい、とも。
だが、女性になった悟飯が達しやすい体質であるなどとは、予想もしていなかったのである。
小馬鹿にするどころか、妙な感動とまさかの驚愕と、異様な興奮がターレスを支配する。
達した直後の脱力感にぐったりとしている悟飯を離すと、ターレスは遮二無二に悟飯のジーンズを脱がしにかかった。
「タ、ターレス・・・」
悟飯が恥ずかしさに抵抗しようにも、その動きは鈍く、体には力が入らない。
ベルトの金具がぶつかり合う音と、ファスナーを下げる音が、否応なしに悟飯の羞恥心を煽った。
するするとジーンズが脱がされてゆくのに比例して、空気に直接触れる肌の面積も増えてゆく。
冬でもないのに奇妙なうすら寒さを感じて、悟飯は小さく身震いした。
恥ずかしさに震える悟飯と違い、膝頭の小さい、すらりとした悟飯の白い脚が全貌を現すにつれてターレスの興奮は高まってゆく。
「きゃあっ!」
完全にジーンズを引き抜かれた直後に突如として腿の内側を甘く噛まれ、悟飯は思わず悲鳴を上げた。
噛まれた箇所からターレスの毒が拡散してゆく甘い衝撃に戸惑う悟飯の反応に構わず、ターレスは甘噛みを続ける。
左右交互に噛まれた悟飯の脚は、ターレスの唇が触れる度に小さな電流が走り、内側の筋を張りながらびくびくと震えた。
ターレスが起こした電流は、脚を伝って悟飯の体の奥深くに蓄電されてゆく。
「・・・あっ・・・、あっ・・・、あっ・・・!」
最奥に溜め込まれた電気が甘い疼きを誘い、躯の中心が疼く度に悟飯は色香を含んだ嘆息を漏らす。
達したばかりだというのに、先の快感が醒めやらぬうちに新たな快感の波がうねり、悟飯の意識を呑み込もうとしていた。
悟飯の蜜壷から溢れた蜜が白い上品そうなレースをあしらった淡いピンク色の下着を濡らし、空気に触れて冷えた蜜が冷たい感触を悟飯に与えた。
その頬がほんのりと紅をさしてはにかむ様子を、ターレスは斜め後方から見守っている。俯く悟飯に頬を寄せて悟飯の胸元を覗き込めば、緊張からか、まるで壊れるまで酷使されるのを強要されたポンプのように異様な早さで胸が上下していた。
その胸を包む、白いレースをあしらった淡いピンク色の布地は、上品そうなレースとの絶妙なバランスといい、みずみずしい白桃を思わせる色合いといい、清純そうな少女の悟飯のイメージに良くマッチしている。
ターレスが形を崩さないよう丁寧に下着をめくり、先程たくし上げたロングTシャツと一緒に纏めると、中から熟れた乳房がプルンと勢い良く零れ出し、美しい全貌を明らかにした。
ターレスは実った果実に傷を付けるのを恐れるように外側からそっと包み込むように触れると、キメの細かい柔肌や張り詰めた乳房の弾力を愉しむ。
ターレスが悟飯の胸を寄せると谷間は尚一層深くなり、誘うような溝の深みにゴクリ、とターレスは咽喉を鳴らした。
「・・・っ・・・!・・・う、ふっ・・・!」
ターレスが焦らすように乳輪の周りを指先でなぞると、早くも悟飯の息が乱れる。
固く尖った突起は触れれば痛いほどに張り詰めてターレスの愛撫を求めているが、意地悪な指はなかなかそこに到達してくれない。
じれた悟飯が僅かに身をよじると、ターレスは悟飯の首筋を下から上に舐め上げ、更には敏感な耳までねぶるのだった。
「あっ、あっ、あっ・・・!」
その先の行為を急かすように、悟飯は上擦った喘ぎ声を立て続けに上げる。
それに釣られるようにターレスが突起へと指を伸ばし、細長い指先で小粒の実を転がし始めた。
ターレスの愛撫は強くもなく弱くもなく、絶妙なタッチで容赦なく悟飯を快感の淵へと追い詰める。
ビリッ、と悟飯の両胸から発生した電流が、悟飯の下半身に重い衝撃を与えた。
一点に血液が集中する感覚に悟飯が腰を揺らす。
悟飯の動きに合わせるように、ターレスは悟飯の胸の突起を弄ぶ指の動きを変化させてゆく。
指先で転がしたかと思えば二本の指で挟んで擦り上げ、つまんだ突起を限界まで引っ張ったかと思えば指の腹で頭を撫でる。
座った姿勢のままで施されるターレスのテクニックのすべてが悟飯の視界に入り、悟飯は逃れられない快感と訳のわからない羞恥から、両目を瞠ってターレスとは逆方向に顔を背けた。
―いつもあんな風に弄られていたなんて―
気恥ずかしさから、悟飯の感覚のすべてが殊更に深く快感を拾い、拾った快感は悟飯の躯のあちこちに甘いダメージを与える。
そのダメージが躯の最奥の疼きを誘い、悟飯はこの日初めて、躯の変化の大きさを思い知ったのだった。
「タ、ターレス、もうっ・・・ヤメ、テっ・・・!」
執拗に乳首を弄るのが好きなターレスにいつもの調子の勝手を許すには、今の悟飯にはあまりにも余裕がなさすぎた。
悩ましげに細い腰をくねらせてターレスの愛撫から逃れようと試みる悟飯に、ターレスの片頬がニヒルに歪む。
「お前はいつも『やめろ』『やめろ』と言うな。本当に、もう止めていいのか?それとも、お前の『やめろ』は『先に進んで』という意味なのか?」
悟飯をいたぶる手を止めて囁くターレスの揶揄うような声音に、悟飯の白い頬が朱に染める。
ターレスの指摘は図星だった。
未だに『おねだり』の出来ない悟飯を知りながら、何とか悟飯に『おねだり』をさせようと悟飯を追い詰めるターレスに、手放しで素直になどなれるわけがない。
「・・・意地悪・・・!」
悟飯が拗ねて見せると、ターレスはようやく悟飯の股間へと手を伸ばす。
―いつもそうだ―
ターレスは、どうしてこうも意地悪な性格をしているのだろうか。
これまでのお相手にも意地悪だったのだろうか。
それとも、ターレスが意地悪になるのは、悟飯にだけなのだろうか。
―ターレスのバカ―
こっそり心の中で毒づきながら、パンパンに充血した胸の突起から指を離したターレスに、悟飯は安堵のため息を漏らした。
ターレスが悟飯の股間に触れると、Gパンの布越しに、湿った感触が指先から伝わってきた。
スリムなGパンの濃い紺色がわずかに変色するほどの湿気を帯びた悟飯の股間を、まるで悟飯の白い柔肌に直に触れているかのように、ターレスは優しくタッチする。
布同士が重なり合う、分厚い縫い目の上をターレスの指が下から上へと滑ると、ある一点の箇所で悟飯がビクリと反応した。
女性の身体の中で一番の弱点を探り当てたターレスの指はそのままその場に留まり、一瞬の空白の時間に、悟飯は戸惑いと不安を隠せなかった。
これから何か、自分の身にとんでもないことが起こるのではないか、そんな漠然とした予感が、漠然とした不安を誘う。
と、ターレスの指が動いたと思った次の瞬間、悟飯は奇声とも悲鳴ともとれない甲高い声を張り上げて、しなやかな背中を海老のようにのけ反らした。
「ひゃ、ひゃあっ!・・・あぅっ・・・!」
悲鳴を上げて全身を硬直させて後は発する声もなく、酸欠に陥った金魚のように悟飯は口をパクパクさせる。
体の強張りがとけた直後にぶるりと震える悟飯に、驚きを隠せない様子でターレスが問い掛けた。
「まさか、今のでイッたのか・・・?」
あまりにも呆気なさすぎる陥落をターレスに小馬鹿にされたような気がして、情けなさに悟飯は辛く俯いてしまう。
これまで悟飯の敏感な体を余すことなく愉しんできたターレスは、もしも悟飯が女性であったなら、感度の良さはどれほどだろうかと、と妄想したことは何度かあった。
女の悟飯を抱いてみたい、とも。
だが、女性になった悟飯が達しやすい体質であるなどとは、予想もしていなかったのである。
小馬鹿にするどころか、妙な感動とまさかの驚愕と、異様な興奮がターレスを支配する。
達した直後の脱力感にぐったりとしている悟飯を離すと、ターレスは遮二無二に悟飯のジーンズを脱がしにかかった。
「タ、ターレス・・・」
悟飯が恥ずかしさに抵抗しようにも、その動きは鈍く、体には力が入らない。
ベルトの金具がぶつかり合う音と、ファスナーを下げる音が、否応なしに悟飯の羞恥心を煽った。
するするとジーンズが脱がされてゆくのに比例して、空気に直接触れる肌の面積も増えてゆく。
冬でもないのに奇妙なうすら寒さを感じて、悟飯は小さく身震いした。
恥ずかしさに震える悟飯と違い、膝頭の小さい、すらりとした悟飯の白い脚が全貌を現すにつれてターレスの興奮は高まってゆく。
「きゃあっ!」
完全にジーンズを引き抜かれた直後に突如として腿の内側を甘く噛まれ、悟飯は思わず悲鳴を上げた。
噛まれた箇所からターレスの毒が拡散してゆく甘い衝撃に戸惑う悟飯の反応に構わず、ターレスは甘噛みを続ける。
左右交互に噛まれた悟飯の脚は、ターレスの唇が触れる度に小さな電流が走り、内側の筋を張りながらびくびくと震えた。
ターレスが起こした電流は、脚を伝って悟飯の体の奥深くに蓄電されてゆく。
「・・・あっ・・・、あっ・・・、あっ・・・!」
最奥に溜め込まれた電気が甘い疼きを誘い、躯の中心が疼く度に悟飯は色香を含んだ嘆息を漏らす。
達したばかりだというのに、先の快感が醒めやらぬうちに新たな快感の波がうねり、悟飯の意識を呑み込もうとしていた。
悟飯の蜜壷から溢れた蜜が白い上品そうなレースをあしらった淡いピンク色の下着を濡らし、空気に触れて冷えた蜜が冷たい感触を悟飯に与えた。