【恐怖の・・・】

【恐怖の・・・】


「お、イイニオイ!今日の夕飯は何かなぁ?」

「恐怖の味噌汁だって、お母さんが言ってたよ」

「!!!・・・きょ、恐怖の・・・ど、どんな味噌汁なんだ・・・?な、何が入ってるんだ・・・?」

(恐怖って言うからには、とんでもねぇもんが入ってんだろうな・・・。オラ、何かチチを怒らせるようなことでもしたんかな?・・・ハッ!それともベジータの仕業なんじゃあ・・・?)










「・・・って、普通の味噌汁じゃねぇかっ!」

「今日は麩のお味噌汁にしてくれるように、お母さんにお願いしておいたんです。お父さん、すっかり騙されてたでしょう。ヤムチャさんから仕入れたネタなんですよ」


今日は麩のお味噌汁→今日、麩の味噌汁→恐怖の味噌汁


「悟飯・・・」

「あ!あと、『悪の十字架』って知ってますか?」

「・・・開くの、10時か・・・」

「ピンポン!・・・あれっ?
どうしたんですか、お父さん?面白くありませんでしたか?」

「・・・父ちゃんを騙すような悪ぃ子には、お仕置きが必要だなぁ、悟飯」

「・・・お、お仕置きって、そんな・・・」

「それも、ぶっといお注射がな!!!」

「ごめんなさい、お父さん!!ちょっとしたイタズラだったんですっ!!」

「問答無用!!」

「うわぁぁあぁんっ!」



END

ここまでお読み戴きありがとうございました。
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