【プレゼント】

【プレゼント】


「お兄ちゃん、誕生日おめでとう!!ハイ、プレゼント!」

「ありがとう、悟天!・・・って、このチューブは何だい?」

「何って・・・ゼリーだよ」

「濡れない女性の為の・・・。・・・!!!・・・悟天、ゼリーはゼリーでも、これは食べられないゼリーだよ」

(こんな物、どこで手に入れたんだ?)

「わかってるよ、そんなこと」

「これを、僕にどうしろと?」

「うん、僕との愛の行為に使って貰おうかと思って」

「使うか、こんな物っっ!!!」





「悟飯さん、はい、バースデープレゼント!」

「ありがとう、トランクス!」

ウィィィィィン

「何だい、これ?オモチャ?どうやって遊ぶの?」

「やだなぁ、悟飯さん、これは大人のオモチャだよ」

「・・”これで、僕にどうやって遊べと?」

「勿論、俺が悟飯さんのお尻に入れて愉しませてあげるよ」

「入れられてたまるかっっ!!!」





「よ~、悟飯。誕生日おめでとさん」

「ありがとうございます、お父さん。・・・?・・・このピラピラした物は何ですか?」

「ああ、これか?これはセクシーランジェリーちゅうもんだ」

「明らかに女性物ですよね・・・。何故これを僕に?」

「何言ってるんだ、おめぇ!おめぇに穿かせるからに決まってんだろ!」

「・・・こんな物、僕が穿いてどうするんですか?」

「ハァハァ、その後オラとあんなことやこんなことを・・”ハァハァ」

「絶っ対に穿きませんっっ!!!」





「悟飯、今日は貴様の誕生日だそうだな」

「そうです、ベジータさん、ご存知だったんですか?」

「べっ・・・別に貴様だったから知ってたワケじゃないぞ・・・!まっ・・まぁ、いい。今回だけは特別に貴様にプレゼントをやろう」

「ありがとうございます!・・・って、これはナースの白衣?白衣なのに色がピンク?しかもストッキングまでついてる」

「それはコスプレ用の白衣だからな」

「まさか、これを僕が着るんですか?」

「ハァ・・・そうだ。それを着てこの俺様とコスチュームプレイってやつを・・”」

「しませんっっ!!!」





「悟飯、久し振り!元気だったか?」

「クリリンさん!お久し振りです!」

「その分じゃ元気そうだな、会えて良かったよ。はい、今日は悟飯の誕生日だろ」

「どうもありがとうございます・・・ムチ・・・?」

「ああ。俺に遠慮せずに使ってくれ」

「・・・クリリンさん・・”。これを、誰に使うんですか?」

「誰に・・・って、お前に・・ああ、いや、俺・・・俺に使って貰っても構わないからさ!」

「嫌ですっっ!!!」





「悟飯、これをやろう」

「ピッコロさん!僕の誕生日を覚えてて下さったんですか?」

「ああ。当然だ」

「ピッコロさんから花束を貰えるなんて、嬉しいなぁ。・・・?・・・花束の間に挟まっているこれは・・・?」

「下界の物だ」

「・・・ピッコロさん、これが何だか知ってるんですか?」

「避妊具だそうだな。この俺のサイズには小さいが、まぁ、よかろう。これを、これからお前と二人で・・・」

「よくありませんっっ!!!」











「ーつまり、僕は、ベジータさんから貰ったナースの白衣を着て、お父さんから貰ったセクシーランジェリーを着けて、悟天とトランクスから貰ったゼリーとオモチャを使って、避妊具を装着したピッコロさんとイタシテ、クリリンさんにムチ打たれろと?」

「簡潔にまとめたな」

「お見事!」

「さすが悟飯だ」

「気に入って貰えたかな?」

「気に入るもんですかっ!!!なんなんですか、あなた達はっっ!!!」

「悟飯さん」

「今度は何っっ!?・・・デンデ・・・!」

「あの・・・形に残るプレゼントではありませんが、僕と神殿でお話しでもして過ごしませんか?」

「・・・ありがとう、デンデ。デンデのプレゼントだけ貰っておくよ」

「「「「「 神様(デンデ)に負けたっっ!!! 」」」」」



END

ここまでお読み戴きありがとうございました。
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