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いち。




──「ここがあなたの部屋です。」
『おお、ベッドがある』
鬼灯「自由に使ってください、バスルーム、トイレ、台所完備です。
わたしの部屋も近いので何かあれば・・・」

『あ、えっとありがとうございます。』
鬼灯「女性は必要なものが多いでしょう、知り合いを呼ぶので買い物に行ってください。お金は大王と私から出します。これからの働きに期待をしてるので。」

変に期待をされている。

『何から何まですみません。
あ、別に全然あれですよ。
廃棄品とか食べれますし、こんな豪華な部屋じゃなくて物置とかでも大丈夫です!』
鬼灯「・・・・・・とりあえず買い物に出かけるまでは部屋で待機してください」

何かを考えるように私を見つめたあと鬼灯さん(名前を教えてもらった)は
私を一人残し、どこかへ行った。





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