氷雪ちゃんSS
夢主ちゃんのお名前は?
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「はぅ⋯⋯⋯あ、暑いです⋯⋯」
わたし─氷雪は暑いのが大の苦手⋯
今日も溶けてしまいそうな夏の日差しにやられて、梓さんとのお出かけ予定のはずが⋯⋯⋯中止になってしまいました。
マイルームへとんぼ返りして、私をベッドに寝かしつけてくれる梓さん⋯
『大丈夫?氷雪ちゃん?冷凍庫から氷持ってこようか?』
「ありがとうございます、梓さん⋯⋯⋯わたし、ネメシスクルーのはずなのに全然ダメダメですね⋯⋯⋯」
『謝らないで、氷雪ちゃんは雪女なんだし仕方ないよ。今取ってくるね。』
梓さんはすぐにわたしの元に氷を持ってきてくれて、更に氷枕で冷やしてくれました⋯本当に優しいお方⋯
『氷雪ちゃん、氷は自分で食べられる?』
「えっと⋯その⋯お恥ずかしながら、食べさせてもらって良いですか⋯?」
『うん、分かったよ。はい、あーん⋯』
冷凍庫から出して少し経っていた氷は梓さんの指の温度で少しだけ溶けていて⋯私はその氷を頬張って、口の中で優しく溶かしていく⋯⋯⋯とってもわたし想いの梓さんから貰った氷⋯美味しくないはずがありませんでした。
『あれ⋯いっぱい冷やしてるのに、なんでこんなにまだ熱いんだろう⋯氷雪ちゃん、大丈夫?』
「えぇ⋯⋯⋯ですが、その⋯」
言葉がつっかえてしまう⋯
本当は、本当に欲しいものは、氷なんかではなく⋯⋯⋯
『うーん⋯冷凍庫の氷も全部使っちゃったし、コンビニ行って買ってくるね。』
「あっ⋯⋯⋯その⋯梓さん⋯⋯⋯」
わたしの声が聞こえていないのか、梓さんは黙々と外へ出る準備をし始めました⋯
い、言わないと⋯言わないと⋯⋯⋯わたし⋯
「まっ、待って下さい!」
『えっ、氷雪ちゃん?』
「す、すみません⋯その、あの⋯⋯⋯梓さん、1つだけお願いがあるんです。」
『どうしたの?私に出来る事ならしてあげるよ?』
「⋯その、えっと⋯⋯⋯き、キス⋯してくれませんか?」
わたしの言葉に驚きを隠せない梓さん。⋯そう、ですよね。当たり前の反応だと思います。女の子が女の子を求めるなんてヘン⋯ですよね。でも⋯
「身体の熱さは落ち着きました、⋯でも、心がまだジンジンして⋯⋯⋯分からないですけれど、⋯これって、キス⋯しないと治らないって分かるんです。わたし、貴女が欲しい⋯梓さんが⋯⋯⋯欲しい⋯」
梓さんの元に駆け寄って抱き着いて、自然と涙が零れる。梓さんにはっきりと言えて胸のつっかえは無くなって、なんだか清々しい気持ちがして⋯そんなわたしに梓さんは答えてくれました。
『そうだったんだね、氷雪ちゃん。貴女の気持ち、分かってあげられないマスターでごめんね。⋯じゃあキスしてあげるから、またベッドに横になろうか?』
「⋯はい♪」
これは、わたしの夏休みにあった⋯秘密のお話⋯⋯⋯♡
わたし─氷雪は暑いのが大の苦手⋯
今日も溶けてしまいそうな夏の日差しにやられて、梓さんとのお出かけ予定のはずが⋯⋯⋯中止になってしまいました。
マイルームへとんぼ返りして、私をベッドに寝かしつけてくれる梓さん⋯
『大丈夫?氷雪ちゃん?冷凍庫から氷持ってこようか?』
「ありがとうございます、梓さん⋯⋯⋯わたし、ネメシスクルーのはずなのに全然ダメダメですね⋯⋯⋯」
『謝らないで、氷雪ちゃんは雪女なんだし仕方ないよ。今取ってくるね。』
梓さんはすぐにわたしの元に氷を持ってきてくれて、更に氷枕で冷やしてくれました⋯本当に優しいお方⋯
『氷雪ちゃん、氷は自分で食べられる?』
「えっと⋯その⋯お恥ずかしながら、食べさせてもらって良いですか⋯?」
『うん、分かったよ。はい、あーん⋯』
冷凍庫から出して少し経っていた氷は梓さんの指の温度で少しだけ溶けていて⋯私はその氷を頬張って、口の中で優しく溶かしていく⋯⋯⋯とってもわたし想いの梓さんから貰った氷⋯美味しくないはずがありませんでした。
『あれ⋯いっぱい冷やしてるのに、なんでこんなにまだ熱いんだろう⋯氷雪ちゃん、大丈夫?』
「えぇ⋯⋯⋯ですが、その⋯」
言葉がつっかえてしまう⋯
本当は、本当に欲しいものは、氷なんかではなく⋯⋯⋯
『うーん⋯冷凍庫の氷も全部使っちゃったし、コンビニ行って買ってくるね。』
「あっ⋯⋯⋯その⋯梓さん⋯⋯⋯」
わたしの声が聞こえていないのか、梓さんは黙々と外へ出る準備をし始めました⋯
い、言わないと⋯言わないと⋯⋯⋯わたし⋯
「まっ、待って下さい!」
『えっ、氷雪ちゃん?』
「す、すみません⋯その、あの⋯⋯⋯梓さん、1つだけお願いがあるんです。」
『どうしたの?私に出来る事ならしてあげるよ?』
「⋯その、えっと⋯⋯⋯き、キス⋯してくれませんか?」
わたしの言葉に驚きを隠せない梓さん。⋯そう、ですよね。当たり前の反応だと思います。女の子が女の子を求めるなんてヘン⋯ですよね。でも⋯
「身体の熱さは落ち着きました、⋯でも、心がまだジンジンして⋯⋯⋯分からないですけれど、⋯これって、キス⋯しないと治らないって分かるんです。わたし、貴女が欲しい⋯梓さんが⋯⋯⋯欲しい⋯」
梓さんの元に駆け寄って抱き着いて、自然と涙が零れる。梓さんにはっきりと言えて胸のつっかえは無くなって、なんだか清々しい気持ちがして⋯そんなわたしに梓さんは答えてくれました。
『そうだったんだね、氷雪ちゃん。貴女の気持ち、分かってあげられないマスターでごめんね。⋯じゃあキスしてあげるから、またベッドに横になろうか?』
「⋯はい♪」
これは、わたしの夏休みにあった⋯秘密のお話⋯⋯⋯♡